「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT1(冒頭10分40秒00コマ)0706版」上映イベントレポート

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q」公開から7年。いよいよ劇場版4部作の完結編にあたる「シン・エヴァンゲリオン劇場版」公開が2020年に近づいてきて、初の映像公開となる「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT1(冒頭10分40秒00コマ)0706版」の上映イベントが行われました。

上映自体はパリで開催されている「Japan Expo」での「Yoko TAKAHASHI×EVANGELION STAGE」内で行われますが、日本国内5都市の特設会場での配信と、LINE LIVEでのネット配信が行われ、誰でも気軽に見られるものとなりました。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』0706作戦 LIVE - LINE LIVE（ラインライブ）| 国内最大級のライブ配信サービス
https://live.line.me/channels/75/upcoming/11596395

また、公式アプリ「EVA-EXTRA」では全会場の定点カメラ映像配信が行われました。

これは国内上映会場の1つ、大阪の「グランフロント大阪 うめきた広場」。広場の左右にスクリーンが2つ設置されました。

イベント開始までは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序」「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破」「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q」の振り返りや、各種グッズ、コラボのCM映像などが流れていました。

20時15分、高橋洋子さんが登壇して「Yoko TAKAHASHI×EVANGELION STAGE」がスタート。

「残酷な天使のテーゼ」を歌う高橋さん。

さらに「FLY ME TO THE MOON」へ。イベント開始から15分で、LINE LIVEの視聴者数は10万人オーバー。

新曲を挟み、「魂のルフラン」を熱唱。CDリリースは1997年なので、22年前。

スペシャルゲストとして碇シンジ役・緒方恵美さんが登壇。

登壇直前の緒方さんのツイート

緒方さんの口からは、改めて2020年公開の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で「エヴァは最後を迎える」ことが語られました。監督へは「私たちが死なないうちに続きを作ってください」と頼んでいたそうですが、こうして終わりを迎えることになると寂しい、と緒方さん。完結編ということで、「きちんと終われるようにとても丁寧に作られている」そうで、アフレコも半分ぐらい完了済み。

緒方さんから監督について話を振られた高橋さんは「あんなに優しい人はいない」とコメント。お返しとばかりに「本当に終わるんですか？」と質問を返され「終わる終わる詐欺みたいになってますけど」と、今度こそは終わると改めて語ってくれました。

そして、今回残念ながらJAPAN EXPOには参加できなかった庵野秀明監督からはビデオメッセージが寄せられ、改めてちゃんと終了予定であることが語られました。パリ支部、エッフェル塔なんて話も出てきたため、メッセージ終了後、緒方さんからはネタバレではないかと突っ込みが。

映像は「これまでのヱヴァンゲリヲン新劇場版」という、序・破・Qを3分程度にまとめたものからスタート。当日は撮影・録音OKということで、多くの人がスマートフォンやカメラを掲げていました。以下も現地で撮影したものなので、やや音声などが聞き取りづらい部分があります。

シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT1(冒頭10分40秒00コマ)0706版＠大阪 - YouTube


序・破・Qの部分は「冒頭10分40秒00コマ」には含まれていないので、上映時間を合計すると14分ほどでした。

そして本編部分は庵野監督が「ネタバレ」したエッフェル塔がいきなり登場。

ヴィレの皆さん、無事だったようです。

しかしネルフも残っており、Qに引き続きヴィレvsネルフの構図が続きます。

ウソ予告編ではなかったといわんばかりの戦闘シーン

ユーロネルフのシステム復旧に成功。

「どこにいても、必ず迎えに行くなり。待ってなよ、ワンコくん」とマリ

以上、みっしり詰まった冒頭10分40秒00コマで、上映終了後は会場から拍手が沸き起こりました。

最後に公開されたビジュアルはこんな感じ。キャッチコピーとして、2017年のティザービジュアルと同じく「続、そして終。非、そして反。」が用いられています。

イベント終了後の大阪会場の様子

さらなる映像はいつ見られることになるのか、非常に楽しみです。

・追記
2019年7月19日から「特報2」の劇場での上映がスタート。7月20日にはYouTubeで公開されました。

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