モバイル

サムスン・Huawei・Xiaomiなどの折りたたみスマホ発売競争が過熱中、正式発表一番乗りは?


2019年のスマートフォンの重要な技術として折りたたみできる「Foldable Phone」の開発競争が激化しています。さまざまなメーカーが折りたたみスマートフォンに挑戦する中、SamsungとHuaweiというAndroid端末メーカーの2台巨頭が、まもなく折りたたみスマートフォンを発売するとみられています。

2019年2月25日からスペイン・バルセロナで開催されるMWC 2019に出展するHuaweiが、開幕前日の2月24日に発表会を行うことをTwitter上で明らかにしました。


イベント開催告知ツイートに「Connecting The Future」という文字とともに描かれたのは、折り曲げられたディスプレイ。すでに2019年1月末にHuaweiは投資家向け報告において「折りたたみ機能を備えた世界初の5Gスマートフォンを発表する予定」とHuaweiのリチャード・ユーCEOは明言していましたが、予告通り折りたたみスマートフォンを発表するようです。


いよいよHuaweiによる折りたたみスマートフォン登場目前という中、Android端末販売数トップでHuaweiと熾烈な戦いを行うSamsungも折りたたみスマートフォンの正式発表目前まで開発が進んでいるとみられています。今年はMWC 2019への出展を見送ったSamsungですが、その直前である2019年2月20日に独自の製品発表イベントを行うことを明らかにしています。


ムービーでは「10」という数字を強調していることからフラッグシップモデルの「Galaxy S10」が発表されるのが濃厚ですが、「10」の文字が横倒しになっているのが何を示唆しているのか興味はつきません。Huaweiの発表4日前に、Samsungが先に折りたたみスマートフォンを発表するという可能性がないとは言い切れません。


なお、このイベントに関してSamsung Vietnamが、うっかり以下のムービーを公開し、その後削除しています。その中に、折りたたみディスプレイを備える端末が映っていると指摘されています。

Samsung Foldable Phone teaser video - YouTube


上記ムービーの中に登場する以下の端末が、Samsung開発の折りたたみスマートフォンではないか?と指摘されています。


とはいえ、上記ムービーには姿見サイズの「巨大なディスプレイ端末」や……


「完全ベゼルレスのタブレット」


「自動タトゥマシン」


「超音波検査機能付きスマートフォン」などが含まれており、未来の技術を提案するというイメージムービーの位置づけなので、このムービー通りの折りたたみスマートフォンが出るとは限らなさそうです。


Samsung・Huaweiとともに中国市場などで熾烈な競争を繰り広げているXiaomiはすでに開発機と思われる折りたたみスマートフォンを公開しています。

3つ折り可能な「折りたたみスマートフォン」のティザー映像をXiaomiが公開 - GIGAZINE


GoogleはAndroid OSの折りたたみディスプレイをサポートしていることから、2019年は様々なメーカーから折りたたみスマートフォンが登場する1年になりそうです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
AppleやSamsungより先に登場した世界初折りたたみ式スマホ「FlexPai」 - GIGAZINE

Samsungの折りたたみスマホの仕様が明らかに、デモ機での折りたたみ動作や専用ディスプレイ「Infinity Flex Display」も - GIGAZINE

大画面を3つ折りでスマホに変える折りたたみ式ハイブリッド端末をXiaomiが開発か - GIGAZINE

Androidが「折りたたみスマホ」を正式にサポート、アプリ内アップデートAPIなど新機能も登場 - GIGAZINE

Samsungの折りたたみ式スマホの秘密を中国に売ったサプライヤーが告発される - GIGAZINE

折りたたみスマホ「Samsung Galaxy X」ウワサまとめ、大画面化の新機軸を打ち出すスペシャルモデルになる可能性 - GIGAZINE

in モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.