チョコレート職人が本気で仕上げたポン・デ・リング「ポン・デ・ヨロイヅカ・ ダブルショコラ」などチョコづくしのミスタードーナツ試食レビュー
日本屈指のパティシエである鎧塚俊彦氏がミスタードーナツと共同開発した「ポン・デ・ヨロイヅカ」と「クリスプショコラ」が2019年1月9日(水)から登場しています。鎧塚シェフとミスタードーナツのコラボレーションは2018年1月に続く2回目ですが、今回はポン・デ・リングをベースにし、生地はヘーゼルナッツ風味を隠し味にしているなど、いつものミスタードーナツとは様子が違うようだったので、さっそく買って食べてみました。
misdo meets Toshi Yoroizuka Chocolate Collection|新商品|ミスタードーナツ
https://www.misterdonut.jp/m_menu/new/190109_001/
ミスタードーナツに到着。
新しく登場したのは、ポン・デ・リングシリーズの新作3種と、「クリスプショコラ」と呼ばれるもの。
ということで購入してきました。手前がポン・デ・リングシリーズ、奥にあるのがクリスプショコラ2種。
左から「ポン・デ・ヨロイヅカ・キャラメルショコラ」「ポン・デ・ヨロイヅカ・ホワイトショコラ」「ポン・デ・ヨロイヅカ・ダブルショコラ」
まずは「ポン・デ・ヨロイヅカ・ダブルショコラ」(税込151円)から食べてみます。
「ポン・デ・ヨロイヅカ・ダブルショコラ」はヘーゼルナッツ風味が隠し味のショコラ生地を、エクアドル産カカオ豆を4%使用したチョコレートでコーティングしたもの。トッピングされているのは鎧塚シェフの代名詞でもあるピスタチオ。
食べてみたところ、ダークチョコレートのほろ苦さと甘さがピスタチオで引き立てられている大人な味わいで、確かにいつものミスタードーナツとはひと味違う仕上がり。ただ生地からヘーゼルナッツの風味は感じられず、そう言われれば、いつものポン・デ・リング生地よりは深みのあるようなないような……という感じ。シンプルですが、今回食べた中では最もダークチョコの風味や香りが味わえました。
続いて「ポン・デ・ヨロイヅカ・ホワイトショコラ」(税込183円)
これはホワイトチョコの上にクランベリーのトッピング。
生地と生地の間にはエクアドル産カカオを3%使用したガナッシュチョコホイップが挟まれています。
ポン・デ・リング生地は甘さ控え目なので、まったりとしたガナッシュチョコホイップのチョコレート感がしっかりと感じられます……が、ホワイトチョコがミルクキャンディのような甘さなので、ホワイトチョコが掛けられている部分はほぼその味に染まります。1つのドーナツに2つの味が別々に存在しているかのような仕上がりでした。
次は「ポン・デ・ヨロイヅカ・キャラメルショコラ」(税込183円)
これは生地の間にキャラメルホイップが挟まれています。
「ポン・デ・ヨロイヅカ・ダブルショコラ」と同じチョコレートが使われているので、ダークチョコの風味がしっかりと感じられますが、そこにキャラメルの甘さが加わることでまろやかさやデザートっぽさが増していました。ダークチョコレートの風味を楽しみつつ、甘味欲も満たせる1品。チョコの上に散りばめられたあめがけクルミも香ばしくいいアクセントでした。
続いて、「クリスプショコラ ダブルチョコ」(税込216円)
全長123.8mmのiPhone SEと比べると高さはこのくらい。てっぺんがぽっこりと飛び出ている不思議な形です。
クリスプショコラはアーモンドクッキー生地とショコラベーグル生地を重ね合わせた生地とのこと。パイのように幾重にも層が重なっています。
食べてみたところ、中はふわっとしているのですが、外側がザクザクとしていて香ばしいデニッシュのような小気味よい食感。生地はカカオが感じられつつも苦みはなく、砂糖なしのミルクココアのような感じで、「中に甘いものが入っているのか?」と食べ進めるも、何も見当たらず。
……と思っていたら、てっぺんの突きだした部分にガナッシュチョコホイップが入っていました。わりとボリュームがあるので、小腹の空いた時にいいかも。
最後は「クリスプショコラ ホワイトキャラメル」(税込216円)
これも「クリスプショコラ ダブルチョコ」と構成は同じ。ただほろ苦いチョコレートがコーティングされていたダブルチョコに対し、「クリスプショコラ ホワイトキャラメル」にかけられたホワイトチョコは甘め&ミルキーなので、新作5品の中でもっともチョコレートのイメージから遠い1品となっていました。キャラメルホイップ&ホワイトチョコのミルキーさと、ほろ苦い生地の相性は抜群でした。
あめがけクルミとピスタチオが、ナッツの香ばしさをアクセントとして加えているのもいい感じでした。
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