「姫とゲーマー」第6話(後編)の応援イラストが届きました！

「姫とゲーマー」第6話(後編)の応援イラストを描いていただいたのは、イラストレーターの絹谷ゆたかさん。女の子2人がはじけるようにキラキラしていて、本編の重苦しさはどこへやら。画面から飛び出んばかりにいつでも元気100%の部長さんと、照れながらもどこかうれしそうな姫ちゃんのキャラクターがよく表れたステキなツーショットです。

絹谷ゆたかさんからコメントをいただきました。

はじめまして、絹谷ゆたかと申します。
ゲーム会社でイラストレーターをしながら、個人でもイラストの仕事をしています。
本編のシリアスな展開にハラハラしつつも、今回は女子二人の明るめなイラストを描かせて頂きました。
宜しくお願い致します！

以下、簡単なメイキングになります。

絹谷「カメラの寄り引きと、二人の密着具合で変化をつけた案を3案作成しました。女の子が仲良くしているのが好きなので、描いていてとてもテンションが上がりました。二人の関係性やキャラクター性が伝わるように心がけています」

ラフその1は、姫ちゃんと部長さんの両方の全身が描かれています。後輩と積極的に絡む部長と、まんざらでもない姫ちゃんの表情が印象的です。

自撮りをしているようにどアップでポーズをとる女子組のラフ案。こちらも2人のキャラクターがよく伝わりとてもかわいらしい。密着度が上がったことで部長からはハツラツさが、姫ちゃんからはさすがに暑苦しいという距離感の近い思いが伝わり、仲の良さをより強く感じます。

カメラの寄り引き、2人の密着度ともに中間ぐらいのラフ案その3。最もキャラクターが如実に表れていたこと、躍動感のある元気な部長さんも不慣れなようにピースをする姫ちゃんもとにかくカワイイということで、こちらを採用ということでお願いしました。

絹谷「ラフ→線画の段階で勢いが死にがちなので、そこに気をつけながら細部を描き起こしていきます。制服の要のプリーツスカートが可愛らしく見えるよう進めます」

絹谷「色を流し込んだ時点で違和感がある部分は細かく整えます。線で見ていたものが面積で見えるようになるので違和感を発見しやすくなります」

絹谷「可愛くなるように念をこめつつ塗ります。ここの段階まで来ると念の強さが完成図に影響します」

絹谷「今回は明るい絵にしようと決めていたので、爽やかさがでるようにキラキラさせて完成です」

次回「姫とゲーマー 最終話 姫の、姫による、姫のための」は、8月の掲載予定です。目いっぱい遠回りして、ようやくたどり着いた自分の心。彼女の、彼の歩みを最後までお見逃しなく。完結後には単行本化も予定しておりますので、ぜひ引き続きの応援をよろしくお願いします。

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