メモ

10人の成功者が語る「失敗とはどのようなものか」

by Cristian Newman

イギリスの元首相であるウィンストン・チャーチルは「成功とは、度重なる失敗の中でも意欲を失うことなく歩み続けることだ」という言葉を残しています。成功への道には失敗がつきものですが、成功者や活動家など、偉大な人物は「失敗」をどのように捉えているのかがまとめられています。

10 Wildly Successful People on How They View Failure | Fortune
http://fortune.c om/2016/03/25/successful-people-failure/

◆01:スティーヴン・キング


著書「小説作法」の中で作家のスティーブン・キングは、作家として活動し始めた頃に出版社に送った作品がたびたび掲載拒否されていたことを明かしています。キングはベッドサイドの壁に不採用通知を貼り付けて書くことのモチベーションにしていたとのこと。「14歳になる頃には、壁に打ったクギは不採用通知を支えられないほどになっていました。なのでクギをより太いものに変えて、書き続けたんです」とキングは語っています。

◆02:ダナ・キャラン


ファッションブランド「DKNY」の創業者であるデザイナーのダナ・キャランは高校卒業と同時にパーソンズ美術大学に入学したものの、基礎の部分でつまずき大学を中退、ファッションデザイナーのアン・クラインのアトリエで働き始めました。後にCBSニュースの取材に対してキャランは「立体裁断ができなかったんです。デザイナーとしてそれをやろうとも決して思いませんでした」と語っています。

◆03:スティーブ・ジョブズ


Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズを語る上で、「失敗」は外せません。ジョブズは1985年に役職を解任され閑職に追いやられたためAppleをやめています。2005年にスタンフォード大学の卒業式で行ったジョブズのスピーチは有名ですが、その中で死への恐怖が人生の決断を促し、失敗への恐怖を克服させることを語っています。「自分はまもなく死ぬという認識が、重大な決断を下すときに一番役立つのです。なぜなら、永遠の希望やプライド、失敗する不安……これらはほとんどすべて、死の前には何の意味もなさなくなるからです」というのがジョブズの残した言葉です。

◆04:トーマス・エジソン


発明家として有名なトーマス・エジソンは、電球を発明するまでに何千回という失敗を重ねました。「1万回は失敗していないけれど、失敗は1度ではありません。私は1万通りのやり方ではうまくいかないということを証明しました。うまくいかないやり方を排除することで、うまくいくやり方を見つけたのです」とエジソンは語っています。

◆05:ビル・ゲイツ


Microsoftの創業者で億万長者であるビル・ゲイツはブルームバーグのインタビューの中で「会社という世界の中では、誰かがミスをすれば、みんながそのミスから逃れようとします。私はそれを変えようとしました」「成功を祝福するのはよいことですが、もっと重要なのは、失敗をどのように扱うかです。会社が失敗をどのように扱うのかは、従業員の優れたアイデアや才能をどのようにして生み出すのか、そして変化に対してどれほど効率的に反応するのかを示唆します」と語りました。

◆06:ウディ・アレン


役者と観客の間にある第四の壁を壊した革命的な映画監督といわれるウディ・アレンは、「失敗するとわかっていても大胆なことをやる」ということの重要さを説いています。「あなたが全く失敗しないとしたら、それはあなたが革命的なことをやっていないことのサインです」というのがウディ・アレンの言葉です。

◆07:ビヨンセ


グラミー賞の6部門で受賞し、史上最多受賞の記録を持つシンガーソングライターのビヨンセは、9歳の時に「Girls Tyme」というグループの一員としてオーディション番組の「Star Search」に出演しました。当時について「Star Searchでパフォーマンスをしている時、私たちは勝ってレコーディングの契約をすることしか頭にありませんでした。負ける可能性など考えていませんでした」としつつも、「現実には、時には負けることもあります。良すぎて負けることも、賢すぎて負けることもありません。ただそれは起こるのです。必要な時に起こるのです。あなたはそれを認める必要があります」とビヨンセは語っています。

◆08:マイケル・ジョーダン


「バスケットボールの神様」とも評されるマイケル・ジョーダンですが、「選手人生の中で9000ショット以上は失敗しています」と語っています。「ゲームには300回ぐらい負けていますし、決勝点となる一球を任されて26回失敗しました。何度も繰り返し失敗しました。だから成功したんです」とのことです。

◆09:セオドア・ルーズベルト


ニューヨーク市警の腐敗と戦ったアメリカ元大統領のセオドア・ルーズベルトは、1904年でボクシングで左目を打たれて失明しました。肉体的にも精神的にも非常にタフだったとされるルーズベルトにももちろん葛藤や失敗はありましたが、決してそれらに屈することはありませんでした。

「重要なのは批評家でも、失敗を指摘する人でもありません」「信頼を得るのは、実際にその場にいる人、顔を埃や汗、血で汚している人です。勇敢な行為に励み、失敗や不足を何度も経験している人なのです。失敗や不足を経験しない成果など存在しません」「もし失敗しても、少なくとも偉大なことに挑戦している間は、挑戦者の回りに成功や敗北を知らない冷たくわい小な魂が集まることはありません」という言葉をルーズベルトは残しています。

◆10:マララ・ユスフザイ


人権運動家であり、11歳の時にターリバーンによる女子校の破壊活動を批判したマララ・ユスフザイは、2014年にノーベル平和賞を受賞しました。中学校から帰宅する際にスクールバスに乗っていたところ銃撃にあい、頭部と首に2発の銃弾を受けたユスフザイですが、活動をやめることはありませんでした。2014年のノーベル平和賞受賞式で17歳のユスフザイは「私には2つのオプションがありました。1つは沈黙して殺されるのを待つこと。そしてもう1つは声を上げて殺されることです」と語りました。「テロリストたちは私たちを止めようと、ここにいる私や友人を2012年に攻撃していきました。しかし、彼らのアイデアも銃弾も、勝つことはできなかったのです」と語っています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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