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Nintendo Laboの「Toy-Conガレージ」で3bit CPUを作るムービーなど、Nintendo Switchで無限の遊び方を発明しまくれることがよくわかるムービーまとめ


自分の手でNintendo Switchで使えるコントローラー「Toy-Con」を作ったり、アイデアひとつで新しい遊びをプログラムすることができる「Toy-Conガレージ」を使ったりして、新しい遊びをユーザー自身が発明するというのが「Nintendo Labo」です。このNintendo LaboのToy-Conガレージを使って3bit CPUを作ったり、段ボールからオリジナルのToy-Conを作ったりすることでNintendo Switchで新しい遊びを作り出すユーザーがインターネット上で多数登場しており、Nintendo Laboの無限の可能性がビシバシ伝わってくるのでどんなものが作れるのかよくわかるムービーをまとめてみました。

◆3bit CPUを作ってみた
Toy-Conガレージを使ってまさかの3bit CPUを作り出してしまうというムービーが以下のムービー。

NINTENDO LABOで3bit CPU作ってみた/I made a 3bit CPU on NintendoLabo - YouTube


ムービーはニコニコ動画でも公開されているのでコメント付きで見たい場合は以下から。

NINTENDO LABOで3bit CPU作ってみた - ニコニコ動画


Toy-Conガレージで作った「3bit CPU」の全体像はこんな感じ。入力・中間・出力という3つのボックスを線でつなぐことで3bit CPUを再現しています。3bit CPUを構築していくにはあまりにも多くの時間がかかるので、ムービーの中では割愛されています。


全体の構造はこんな感じ。要素を大まかに分けると、プログラムカウンタ・プログラムカウンタのデコーダー・プログラムメモリ・Aレジスタ・Bレジスタ・命令のデコーダーの6つ。


スペックは以下のような感じ。処理落ちにより変わるそうですが、CPUのクロック周波数は約1Hz。


命令セットはこんな感じ。


まずは「3×3」の「かけ算」を実行してみます。そのためのアセンブリはこう。


これを機械語、つまりは「0」と「1」の2進法で表すとこうなります。


これをプログラムメモリ部分に登録します。具体的には、アセンブリを「0」と「1」で表した際の「1」の部分を、「NOT」の出力と結びます。


「NOT」の右側面にある青色部分を、「AND」の赤色部分につなげばOK。


すべてつなぐとこんな感じ。プログラミングメモリにアセンブリを打ち込むことに完了。


あとは、黄色枠部分にある「タッチ」をタップするだけ。タップするとCPUが稼働し始め……


画面上部の「プログラムカウンタ」部分と「Aジレスタ、Bレジスタ」部分がピカピカ点滅。


最終的には3×3の答えが「9(1001)」であることが示されました。ムービーではわり算にも挑戦しています。


◆あのピンポンゲーム「ポン」を再現
名作ゲーム「ポン(PONG)」をToy-Conガレージで再現したのが以下のムービー。構造についての解説などもあります。

NINTENDO LABOでPong(的なもの)作ってみた - ニコニコ動画


◆縄跳びのごとく迫りくる玉を避け続けるゲーム「Jump Game」
軽快なBGMが鳴る中、迫り来る白色の玉をジャンプして避けるというゲームをToy-Conガレージで作成したのが以下のムービー。

Nintendo Labo Arcade Concept - Jump Game - YouTube


◆Toy-Conガレージでデジタル時計を作成
Toy-Conガレージを使ってデジタル時計を作成したというのが以下のムービー。

Nintendo Labo Toy-Con Garage - Digital Clock - YouTube


◆ブロックに書かれた文字を英訳するプログラム
Nintendo Switchの側に置かれたキューブを組み合わせた際にできあがる単語を英訳してNintendo Switch本体のディスプレイ上に表示してくれます。


◆けものフレンズのフェネックがアライグマを目で追いかける
Nintendo Switch本体に取り付けられたフェネックToy-Conが、目の前をウロウロするアライさんを目で追いかけます。


◆人が近づいてきたことを感知して目を光らせる甲胄Toy-Con
人が近づいてきたことを検知し、甲胄の中に隠されたNintendo Switchが点灯するというもの。


◆ボーリングで倒されたピンの数を検知
Toy-Conガレージを使い、ボーリングで倒したピンの数を正確に検知するシステムまで完成しています。

ニンテンドーラボで作ってみた#1ボウリング - YouTube


◆自分で障害物を配置できる避けゲー
リモコンカーで読み取ったブロックの配置をゲーム上の障害物として、これを避けまくるゲームが以下のムービー。片方のJoy-Conでゲーム上に出現する障害物を読み取り、もう片方でゲーム上の障害物を避けるというかなり高度なゲームが作られています。


◆星のカービィ スーパーデラックスの「刹那の見切り」を再現
星のカービィ スーパーデラックスの中にあるミニゲームのひとつ、「刹那の見切り」をToy-Conガレージで再現したムービー。


◆宝箱を開けるとあの音が鳴る
ゼルダの伝説シリーズでおなじみの宝箱を開けた際のBGMが鳴る箱をNintendo Switchで作成したムービー。


◆時間内に10個のエサを集めるというゲーム
エリア内に表示されるエサを合計10個集めるとクリア、というゲームをToy-Conガレージで作成したムービー。


◆リアル脱出ゲーム風の謎解きゲーム
リアル脱出ゲーム風の謎解きゲームをToy-Conガレージと自作Toy-Conで作成したというムービー。謎を解くと箱が開いて鍵がゲットできます。


◆叩くとコインを手に入れた気分になれるブロック
スーパーマリオブラザーズなどでおなじみの、ハテナボックス風の叩くとコインがゲットできるボックス。


◆ゲーム&ウオッチのファイアを再現
任天堂が1980年に発売したゲーム&ウオッチのシリーズのひとつ、「ファイア」をToy-Conガレージで再現したムービー。


◆Toy-Conガレージで作った楽器で演奏
Toy-Conガレージで作ったJoy-Conの傾きを検知して音程を変えられる楽器で、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の第2期EDテーマである「フリージア」を演奏するというムービー。


◆東京フレンドパークのアトラクションのひとつ「フラッシュザウルス」風ゲーム
TBSの人気番組・東京フレンドパークに登場する「フラッシュザウルス」風のゲームを再現したもの。


◆アライさんには反応しないのにセルリアンには反応するラッキービースト
けものフレンズに登場する「ラッキービースト」をToy-Conガレージで再現したもの。アライさんのペエーパークラフトには反応しませんが、真っ黒なセルリアンのペーパークラフトには反応してカタカタ動きます。


他にも、ラーメンタイマーやゲーム&ウォッチを再現したものを既にGIGAZINEで記事化しています。

Nintendo Laboの「Toy-Conガレージ」でラーメンタイマーを自作した猛者が登場 - GIGAZINE


Nintendo Laboの「Toy-Conガレージ」で任天堂初の携帯ゲーム機「ゲーム&ウォッチ」を再現する猛者が登場 - GIGAZINE

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in 動画,   ゲーム, Posted by logu_ii

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