レビュー

Nintendo Switchと段ボールの鍵盤を組み合わせて5種類の音色を奏でられる「ピアノToy-Con」を作ってみました


「つくる・あそぶ・わかる」をコンセプトに、段ボールでNintendo Switchの周辺機器を自作してあそぶ「Nintendo Labo」のVariety KitRobot Kitが2018年4月20日(金)に発売されました。Variety Kitに含まれる「ピアノToy-Con」はNintendo Switchをミニピアノに改造できるとのことで、実際に組み立ててみました。

あそぶ : ピアノ | Nintendo Labo | 任天堂
https://www.nintendo.co.jp/labo/play/piano.html


Variety Kitの中身がどんなものなのかは以下の記事を見るとよく分かります。

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ピアノToy-Conを作るために必要な段ボールシートは全部で8枚。段ボールは黒枠で、アルファベットの横にはピアノのアイコンが描かれています。


段ボール以外に滑り止めのスポンジシールを使います。


また、鍵盤やスイッチをJoy-ConのIRカメラで認識するために、付属の再帰性反射材テープを使います。


全部で6つのステップがあり、組み立てにかかる時間は180分~210分と設定されていました。Variety Kitの中では最も組み立てに時間がかかるToy-Conとなっています。


最初に作るのはピアノの本体部分。


向かって左側面内側にはスライドスイッチがついています。スライドスイッチには、テープが巻かれていて、スライドスイッチを動かすことでテープを巻いた部分が上下に飛び出し、認識できるようになるという仕組みです。


本体の裏にはIRカメラを搭載しているJoy-Con(右)を挿しこむスペースが設けられています。


続いて2ステップ目でピアノの鍵盤を置く「鍵盤ボックス」を本体に接続し……


3ステップ目でいよいよ鍵盤を作るフェイズ。


「鍵盤はぜんぶで『13個』もある!けっこう大変だけど…覚悟はいいか!?」というメッセージが表示されました。


黒鍵を組み立てたところはこんな感じ。


鍵盤は基本的に箱型に組むだけなのですが、再帰性反射材シールを貼らなければなりません。


鍵盤ボックスの突起に、鍵盤の凹んだ部分をはめ込んで設置します。


鍵盤を押すと、てこの要領でテープが貼られた奥の部分が持ち上がります。


鍵盤ボックスを裏から見たところ。奥の部分が持ち上がると、鍵盤ボックスの裏にある隙間から再帰性反射材シールがひょっこりと現れて、IRカメラで認識されるという仕組みです。


同じものを5つ作り、鍵盤ボックスの黒い部分に設置すれば、黒鍵の完成。


一方、白鍵はこんな感じ。白鍵は位置によって微妙に形が変わりますが、基本の構造は全て同じです。


白鍵も奥の部分に再帰性反射材シールを貼ります。


白鍵を設置したところ。ぴょこんと飛び出た部分はバネの役割を果たし、白鍵を押すとちゃんと元に戻る仕組みとなっています。


鍵盤を全部並べるとこんな感じ。音程の幅は1オクターブ分です。小さなシールを貼ったり、細かく折り目をつける必要があったため、一番時間がかかったのが鍵盤部分の制作で、およそ40分くらいかかりました。


4ステップ目は譜面台の作成です。譜面台はSwitch本体を置く場所となり、左右には再生と録音のスイッチが配置されています。


スイッチは、白鍵と同じように飛び出た部分がバネの代わりとなっています。


スイッチを押すと、譜面台裏の下部にある隙間から、再帰性反射材テープがひょっこり顔をのぞかせるという仕組みです。


5ステップ目はツマミを4種類つくります。


ツマミは6角柱になっていて、底面の各辺には小さな再帰性反射材テープを貼る必要があります。


また、ツマミの側面にはぐるりと一周巻くようにテープを貼ります。テープの太さや本数によって、IRカメラはツマミの種類を識別できるというわけ。


ツマミはとにかく再帰性反射材テープを貼る箇所が多いので、5ステップ目もかなり時間がかかり、4本作るのにおよそ20分ほどを費やしました。


最後の6ステップ目でNintendo Switch&Joy-ConをピアノToy-Conに組み込みます。本体裏にJoy-Con(右)を差し込み……


譜面台にSwitch本体を設置します。


ピアノToy-Conが完成しました。鍵盤やツマミは時間がかかるものの、同じものを組み立てる作業を繰り返すことが多かったため、慣れるにつれてスピードが上がりました。それでも組み立てにかかる総時間は2時間30分と箱に書かれていた想定時間と同じになりました


実際にピアノToy-Conを、ツマミを入れ替えながら演奏してみた様子は以下のムービーで確認できます。同時押しをすれば和音も可能です。ツマミを挿さない状態だと普通のピアノの音色でしたが、1のツマミを挿すと猫の鳴き声、2のツマミを挿すと人の歌声、3のツマミを挿すとおじさんの声が流れます。

Nintendo SwitchをNintendo Laboの「ピアノToy-Con」でピアノにしてみた - YouTube


丸い印の描かれたスペシャルツマミはJoy-Con(左)の振動で音を奏でるというもので、ちゃんと鍵盤に応じた音程になっていました。


ピアノToy-Conはさらに録音・再生が可能で、Variety Kitソフトに内蔵されている録音スタジオモードを使い、他の楽器モードも併用すれば、楽曲を作ることも可能になっているとのこと。ピアノToy-Conの作成にはかなり時間がかかるため、一気に作るためにはある程度の気力が必要ですが、その分達成感もひとしお。鍵盤の仕組みやテープの使い方など、随所に細かい工夫が見られ、作りながら「なるほど、ここがこうなっているのか」と構造を知っていろいろと気づかされるのは面白いポイントでした。

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