レビュー

マリオもステージもゼリーのようにぽよんぽよんなシュール過ぎる「Jelly Mario」はクセになる面白さ


1985年の発売以来多くのプレイヤーを生み出してきた「スーパーマリオブラザーズ」には、ファンたちによるさまざまなパロディゲームが生み出されています。そんな中、ゲームエンジニアのStefanさんは、マリオや障害物がゼリーのようにぐにゃぐにゃになってしまった「Jelly Mario」というパロディゲームを作り出しました。

You can now try an early version of Jelly Mario at https://t.co/r2q22O0t2k ! #jellymario #webgl #gpgpu #gamedev

— Stefan (@schteppe)


Jelly Marioは以下のサイトでブラウザからプレイすることが可能です。

Jelly Mario by @schteppe
http://jellymar.io/

実際に「Jelly Mario」をプレイしてみたムービーがこれ。

マリオがゼリー状になった謎のゲーム「Jelly Mario」をプレイしてみた


ゲームが開始すると、オープニング画面が表示されます。マリオは画面の左のほうで横向きに倒れていました。


操作はキーボードの矢印キーのみで行います。画面右端のキノコを取ればスタートするとのことで、早速マリオを右方向に動かしてみたのですが、マリオは自分の足で歩いてはくれず、ぐにぐにと地面にめり込みながら転がっていきます。


なんとかまっすぐ立たせようとしますが、マリオは画面の上をズリズリ移動するだけ。


仕方がないのでごろごろ転がったまま移動することにします。マリオの体は地面に勢いよくぶつかると「ポヨン」という間抜けな効果音と共に、ちょっとバウンドして浮き上がります。


ちょうど足が下の地面にぶつかったので、上矢印キーを押してジャンプさせてみると……


上部にあった文字をバラバラに散らかしてしまいました。どうやら、マリオだけでなく浮いている文字やステージそのものも、ゼリーらしくぽよんぽよんしている模様。


画面上に散らばった文字をそのままにしてキノコを取ると……


最初のステージが始まりました。


いきなりノコノコが現れましたが、ノコノコもゼリーになっているのか動きがぽよんぽよんとしています。


ごろごろ転がってくるノコノコをジャンプで回避。ジャンプした勢いでマリオの体が縮み、この上なく間抜けな絵面が展開されています。


画面の左端には、画面右側からやってきたノコノコやクリボーが横倒しで転がっています。


うっかりマリオが敵キャラクターに触れてしまうと……


理由はわかりませんが敵キャラクターもろともマリオが爆散。


想像以上の飛び散り具合です。


どうやらマリオは空中で上矢印キーを押すことで、二段ジャンプや三段ジャンプも可能。


めちゃくちゃ高いところを跳んだままステージを進めることもできます。


「ハテナブロックを押したらちゃんとアイテムが出るのだろうか……?」と気になったので着地を試みますが……


当然ながら失敗して地面にめり込みます。


必死で体制を立て直し……


なんとかハテナブロックに頭突きをすることに成功。


しかし、残念ながらハテナブロックは「ボヨン」とマリオを跳ね返しただけで、何のアイテムも出ませんでした。


固いはずの土管もこの有様。中に入ってワープすることもできません。


浮いているブロックにぶつかると、通常は空間に固定されているブロックが、なぜかそのまま空中をぷよぷよと漂います。


画面のブロックを蹴散らしまくると、マリオも浮いているためまるで無重力空間の様相。


どうにかステージの終わりを示すフラッグが見えたので、ラストスパートとばかりに突っ込むと……


なんとフラッグのポールまでぐにゃんぐにゃんに折れ曲がります。


マリオと一緒にぐにゃぐにゃ曲がるフラッグは非常に間抜けな感じ。


しかも、このポールがマリオの体にまとわりついてしまい、なかなか脱出できません。


しばらく「ポヨンポヨン」という気の抜けた効果音を出しながらもがき続け……


ようやく脱出。


建物の向こう側まで行けば……


次のステージが始まります。


今回はいきなりクリボーに接触。なぜかマリオの頭だけ爆散せずに飛んで行ってしまい、これはこれでひどい絵面。


ブロックの上にコインがあるので取ってみようとすると……


なぜかコインは取れず、ブロックは蹴散らされてしまいました。


すると、低い壁の向こうからノコノコが横向きのままずりずり転がってきます。


マリオも天井の低いところを通るには、体を無理矢理ねじ曲げるしかありません。


異様にシュールな雰囲気満点の「Jelly Mario」ですが、実際にプレイしてみるとなぜかクセになる面白さがありました。気になる人はプレイしてみると、意外に楽しめるかもしれません。

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in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by log1h_ik

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