レビュー

モール直結&無料の朝食ビュッフェが充実したロンドン郊外の格安ホテル「Thisltle Express Luton」に泊まってみました


ロンドン市内からバスで1時間の距離にあるルートン空港は、ヨーロッパ屈指のLCC「easyJet」の多数の路線を抱えるハブ空港です。ルートン空港至近にあるモール直結のホテル「Thisltle Express Luton」は、ホテル料金の高いロンドン市内の3分の1という格安の料金で、各種旅行サイトから高い評価を得ていたので、さっそく宿泊してみました。すると、東京の上位クラスのビジネスホテル並の快適性でより安価な料金の優良ホテルがイギリスにもあるのだと実感できました。

Book A Hotel In Luton | Thistle Express
https://www.thistle.com/en/thistle-express/hotels/luton.html

ロンドン郊外のルートン空港前のバス停。LCC「easyJet」でヨーロッパ各地から夜遅くルートン空港に到着するというケースはよくあり、今回も夜10時30分ころにルートン空港に到着しました。夜遅くルートン空港に到着した場合に、空港至近のホテル「Thisltle Express Luton」は重宝します。


バスで最寄りのバス停に向かいます。Greenlineのバスの運賃は3ポンド(約450円)でした。


最寄りのバス停は以下の通りです。


Thisltle Express Lutonはモール「ザ・マル」内のホテルということで、モールを目指して歩けばOK。徒歩3分足らずで広場の先にモールは発見できました。


モールの入り口。残念がらモールは閉店しており、エントランスに入ってもシャッターで通行止めでした。ホテルのエントランスを探し求めてモール内を歩き回りましたが、たどり着けるのは駐車場のみ。モールの周囲を1周してもホテルの入り口は見つかりませんでした。


最終的にモールの警備員に聞いてわかったのは、モール閉店後にホテルにたどり着けるルートは、モール入り口横にある階段からのみだということ。写真の矢印にある階段です。


「こんなところに階段があったのか!」とRPGプレイヤーのような心境で階段を上ると……


モールとの連絡ドア。モールが開店しているときはモールからもホテルに向かえるようです。


モール連絡ドアから見た通路の奥に……


Thisltle Express Luton入り口がありました。Googleマップを頼りにモールをぐるぐる回りようやくたどり着いた頃には日付が変わっていました。


ホテルカウンター。通常は2人のスタッフが待機しています。


ホテルエントランス近くにカフェコーナーがあります。


カフェマシーンが2台。


Thisltle Express Lutonでは、カフェは無料サービスされています。


寒空の中1時間ほど歩き回り、「ホテルが見つからない以上、空港で寝ることになるかもしれない……」と震えた体に、カプチーノの温かさが染み渡りました。


エレベーター内は、ホテルカラーのグリーン。


エレベーターホールには、モダンなビジネスホテルには似つかわしくない扉が備えられていました。


廊下もシックな雰囲気。


カードキーで入室。


カードキーを差し込んで電灯をつけるタイプではないので、外出中にPCやスマートフォンなどを充電することは可能です。。


通路の先には……


ダブルサイズのベッド。大人2人が楽々寝られるサイズです。


クッションは合計5つ。


ベッド横にはサイドテーブル。


コンセントは「G」タイプ。中央にはType-AのUSBポートも完備しており、スマートフォンの充電が捗りました。


ベッドの対面のデスクは広々。


正面には丸形の鏡。


足下も広々しており、スーツケースを楽々しまえそうでした。


12.1型ノートPCのLetsnote CF-SZ6というPCが縦にゆうゆう2台並べられるほどの広さで、極めて快適にデスクワークが可能。Wi-Fiの速度も70Mbps程度と快適そのものでした。


ベッドに寝ながら見られる40インチの液晶テレビ。


エアコンはダイキン製。


ベッドの奥は大きなスーツケースを広げても余りあるスペース。


壁にはイギリスの寒さを楽々しのげるセントラルヒーティングシステムを備えています。


なお、二重窓になっており、寒さ対策は万全でした。


入り口のクローゼット


番号を指定するタイプのセキュリティボックスと収納スペース。奥に見えるのはドライヤーです。


なお、クローゼットにはアイロンとアイロン台も用意されてありました。


クローゼット横には巨大な姿見がかかってあります。


姿見にユーモラスな台詞。Thistle Expressの部屋は、各所にこのような思わずクスリと来る台詞がちりばめられていました。


洗面スペース


温水便座ではありませんでした。


洗面台


なお、洗面台には115Vの日本と同じ形状のコンセントが有り、変換アダプターなしでバッテリーの充電が可能でした。


バス


シャンプーとボディソープも完備されています。


Thistle Expressはビュッフェタイプの朝食が無料で食べられます。


ベーコンやポテト、豆類などや……


サラダ、フルーツ、チーズ。


焼きたてのパンも豊富にそろえられています。


もちろんコーヒーも充実。他にもミルクやオレンジ・アップル・グレープフルーツジュースなども用意されていました。


質・量ともに充実した朝食が無料で食べられるというのはポイントがかなり高めでした。


朝食後、ホテル前の通路からモールに入ると……


どのショップもクリスマスセール真っ盛り。モール内には飲食店や映画館、お土産が買えるショップやH&Mなどのアパレルショップもあり、モール併設ホテルの便利さを実感しました。


ルートン空港至近のホテル「Thisltle Express Luton」は、日本のビジネスホテルに負けず劣らずの快適性を持っている上にモール直結の利便性もあるので、ルートン空港を起点にヨーロッパ各地を行き来するのにとても便利なホテルでした。記事作成時点では、ダブルルームが1泊44.1ポンド(約6600円)からと、ホテル料金はロンドンの約3分の1の水準なので、「ロンドン観光目的で、ホテルには寝に帰るだけ」という場合には、あえてロンドンからバスで1時間強離れた場所にある「Thisltle Express Luton」に宿泊するのはアリかもしれないと感じました。

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in レビュー,   取材, Posted by darkhorse_log

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