格安でLAダウンタウン・Little Tokyo至近&交通利便性の高いホテル「American Hotel」に泊まってみた

アメリカ・ロサンゼルスは西海岸のビジネスの拠点であるとともに、温暖な気候&優良なビーチやディズニーリゾートなどを有するアメリカ有数の観光都市でもあります。ロサンゼルスの中心地のダウンタウンは魅力的な街であるためホテル料金は比較的高め。ダウンタウンの格安&評判の良いホテルを検索したところ、日本人街Little Tokyo(リトル・トーキョー)付近に清潔かつリーズナブルなホテル「American Hotel」が見つかったので、さっそく宿泊して高い評判は本当なのか、確かめてみました。
American Hotel - Los Angeles - USA
http://www.americanhotella.com/
American Hotelの最寄り駅は、Metro Rail(地下鉄/路面バス)の「Union Station」。ロサンゼルス国際空港(LAX)からダウンタウン行きのシャトルバスのターミナルも併設されているため、ダウンタウンへ向かう場合にお世話になることも多い駅です。

Union StationからAmerican Hotelへは徒歩で約20分の距離。ただし、幹線道路に併設された歩道は人が少なく夜間の往来は避ける方が無難。乗り合いシャトル「SuperSuttle」やタクシーやUberでホテル前まで直行するのも手だな」という印象でした。

「アーツ・ディストリクト(アート地区)」と呼ばれる多くのアーティストが居住する地区にあるAmerican Hotelに到着。レンガ張りの趣深い外観です。

住所は「303 S Hewitt St, Los Angeles, CA 90013」。ロサンゼルスの日本人街「Little Tokyo」至近の立地です。
ホテルに入ろうとしましたが、エントランスはロックされた扉。

コードを入力してロックを解除しなければ中に入れません。

チェックイン前は、ホテルのフロントに電話して解錠してもらう方式。コールできない場合でも、しばらく待っているとホテルの宿泊客が出てくるので、それを待てばOKです。

扉を開けると、2階へと続く階段。大きなキャリーバッグを抱えている場合は、なかなかの「洗礼」です。

階段を突き当たった左にチェックインカウンターのあるOfficeルームがあります。

中でチェックイン手続きをします。

ルームキーとともにWi-Fiのパスワードと玄関扉のコードをもらえばOK。

玄関扉の解除コードはスマートフォンカメラなどで撮影しておくのがオススメです。

4階建てのAmerican Hotelですがエレベーターはなし。

廊下・階段はすべてカーペットが敷かれており、キャリーバッグの転がりは良いとは言えません。大きなキャリーバッグを抱えていると苦労します。

廊下はこんな感じ。清掃が行き届いており、清潔感あり。

廊下にはところどころ吹き抜け(中庭スペース)がありました。

鍵をあけて部屋に入ります。

シングルルーム(15平方メートル)は、ダブルサイズのベッドのある単身者向けの部屋。大人2名まで宿泊可能です。

ドアノブにかかったプレートを外にかけるとベッドメイキングをしてもらえます。

室内もカーペット。

玄関ドア付近にテーブルとイス2脚。テーブル上にはウェルカムドリンクとしてミネラルウォーター2本が置かれていました。さすがにドア前は落ち着かないので、ベッドサイドに移動させましたが、イス・テーブルともに軽く、移動は比較的簡単でした。

入り口付近にハンガーのかけられるクローゼット。

セキュリティボックスは4桁の暗証番号を設定するタイプ。

なお、室内は完全禁煙仕様。万一、喫煙すれば250ドル(約2万8000円)のペナルティが課されます。

ゴミ箱とバゲージラック。

長期滞在にも十分対応できそうなクローゼット。

冷蔵庫のサイズも大きく、大量の飲料や食材をため込むこともできそうです。

クローゼット横には大きな姿見。

ベッドはダブルクッションタイプで、堅めの仕様。

サイドテーブルは両サイドに2つあります。

タオル小・大とバスタオルがそれぞれ2セット分、サイドテーブル下に備えられていました。

奥のサイドテーブル上には目覚まし時計、テレビのリモコンとともに安眠用の耳栓が用意されていました。

ベッド正面に32インチの液晶テレビ。

テレビ横には謎の扉。隣の部屋と続いていたと考えられる通路は、ふさがれており使用できませんでした。

壁に埋め込まれたエアコン。ただし、ロサンゼルスの気候は1年を通して穏やかなので、あまり利用場面はないかもしれません。

天井にはルーム灯が一つ。

テーブルランプを灯すと良い雰囲気に。

壁のレンガはもちろん本物です。

4階からの眺め。なお、用意されていた耳栓は、夜間に騒ぐ若者対策用だと後に判明しました。

無料のWi-Fiは約50Mbpsとまずまず高速で、快適なネットサーフィンが可能でした。

ホテルの宿泊料金が高いロサンゼルスのダウンタウンにあるにも関わらずAmerican Hotelが格安である大きな理由は「共用のシャワー・トイレ」の存在にあります。もちろんシャワー/トイレルームは施錠できるので、使用中は安心して独占できます。

トイレはウォシュレットなし。ただし、こまめに清掃されておりいつも清潔に保たれていました。

シャワールーム横の大きな洗面台。

カーテンで仕切れるシャワールームはボディソープとシャンプー付き。シャワー・トイレが一体となった部屋の他にも、より大きなトイレ/シャワールームも各階にあるので、混雑することはそれほどなく利用できました。

American Hotel周辺はアーツ地区というだけあって、ペイントされたビルが多数あり。American Hotelの裏には、女性が描かれていました。

ホテル近くのATM。これもアートなのでしょうか……。

また、ホテル近くにはレンタルサイクルもあり、ダウンタウンを存分に探索可能。

料金は、30分ごとに3.5ドル(約390円)、1日貸し切りの1Day Passは7ドル(約780円)となっていました。

しかし、American Hotelの大きなメリットは、ロサンゼルス市交通局が運営する料金50セント(約56円)の電気バス「DASH」(Downtown Aコース)のバス停留所が徒歩3分の場所にあること。

American Hotelからバス停留所の経路は以下の通り。
前から乗車するDASHは、50セントをコイン入れに投入して乗車します。停車してほしいときは窓にかかったロープを引いて合図すればOK。Downtown A路線はMetro Rail「7th Street/Metro Center Station」を経由する環状線なので、ダウンタウン内はもちろんロサンゼルスの他の街に行く場合に非常に便利です。

American Hotelの宿泊費は2人向けシングルルームで95ドル(約1万円)、4人向けファミリールームで103ドル(約1万1000円)と、ロサンゼルス・ダウンタウンでは安価な料金。地下鉄やバスなどの公共交通機関とのアクセス性もよく、ダウンタウンやLittle Tokyoはもちろん、ロサンゼルス各地を探索しやすい利便性の高い格安ホテルとして重宝しそうな存在です。
American Hotel - Los Angeles - USA

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