iOS 11のオートコレクト機能に「is」を「I.S」、「it」を「I.T」と修正してしまう不具合
2017年9月にリリースされたiOS 11で、オートコレクト機能の不具合が複数のユーザーから報告されています。その内容は「is」と入力しようとすると「I.S」に、「it」と入力しようとすると「I.T」になってしまうというもので、入力頻度の高い単語であることから大きな不満を呼んでいます。
Hundreds of iPhone Users Complain About the Word 'It' Autocorrecting to 'I.T' on iOS 11 and Later - Mac Rumors
https://www.macrumors.com/2017/11/27/ios-11-autocorrect-issue-it-to-i-t/
Sean James氏(@Sean_w_924)はTwitterに「it」の変換候補として「I.T」が出てくる画像を公開しています。
Why has Apple been auto correcting “it” to I.T ??? Like it is a common word used in most sentences I look like a moron texting people now pic.twitter.com/4lW8QAU9ea
— Sean James (@Sean_w_924) 2017年11月1日
また、Pocket Tim氏はYouTubeに、不具合が何度も発生する様子を公開しています。
iOS 11 Autocorrect Bug - YouTube
まず設定でオートコレクト(Auto-Correction)がオンになっているのを確認。
ユーザ辞書(Text Replacement)にはなにも入力されていません。
この状態で「Is」とテキスト入力すると「I.S」に変換されてしまいます。
「That is」という普通の文章を打っても「That I.S」に……。
「thst」というタイプミスは正しく「that」に修正されます。
先ほどは使っていなかったユーザ辞書に「is」を登録。
同様に「Is」も登録します。
それでも「I.S」が出てくるのでした……。
そもそもiOS 11には「i」が「A[?]」に変換されるという不具合があり、iOS 11.1.1で修正されたのですが、「it」や「is」の不具合は残ってしまったようです。
なお、手元のiPhone X(iOS 11.1.1)では再現されませんでした。
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