試食

バレンタイン向けに甘~く仕上げたカップうどん「甘ーいきつねうどん」試食レビュー


バレンタインシーズン向けのカップうどんとして、「赤いきつね」を甘めの味わいに仕上げた「甘ーいきつねうどん」が登場します。「チョコレート味のやきそば」が相次いで登場するなど、迷走している感のあるカップラーメン業界に現われた「甘いうどん」とは一体どんな味わいなのか、「赤いきつね」といっしょに食べ比べてみました。

「甘ーいきつねうどん」 新発売のお知らせ | ニュースリリース | 企業情報 | 東洋水産株式会社
http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2017/01/post_1313.html

これが「甘ーいきつねうどん」。リボンなどがプリントされたピンク色のパッケージになっています。


赤いきつねと並べて見比べてみると、甘ーいきつねうどんはデザインはそっくりながらもなんとなくお菓子っぽさを感じます。


うどんとは思えないほどキュートなフォントで「甘~く仕上げたこだわりのつゆ」と書かれているのはちょっと不思議な気分。


原材料には怪しげなものは使われておらず、いたって普通のうどんという印象。というより赤いきつねとほとんど同じです。


エネルギーはスープまで飲み干すと1食あたり414kcal。赤いきつねは1食あたり432kcalなので、むしろ普通のうどんよりちょっとヘルシー。


2つを開封したところ、「甘ーいうどん」には通常の粉末スープに加えて、液体スープがついていました。


お湯を入れて5分待ちます。


スープ類をすべていれた時に気付いたのですが、粉末スープは完全に同じものが使われている模様。


よくかき混ぜると出来上がりです。左側の「甘ーいうどん」は液体スープを追加した分、油揚げの上に濃いスープが残っていました。


さっそく「甘ーいうどん」を食べてみると、確かに甘めに仕上げられていますが、砂糖やチョコレートのようなお菓子系の甘みがあるわけではなく、少しみりんが効いたカップうどんという感じ。


だしを飲むと、鰹だしや昆布だしにみりんと薄口醤油を効かせた味わいで、寒い冬にはホッと温まります。


「もしかして油揚げは甘いのかも……」と思いましたが、甘めのだしが染みこんだジューシーな油揚げでした。これくらいの甘さでだしを作っているうどん屋さんも普通にあると思われ、チョコレート味の焼きそばのようにきわどい味わいではなく、老若男女誰でも食べられそうな「甘めのうどん」に仕上がっており、「甘いものが苦手な人」にお菓子の代わりとしてプレゼントするのもアリかも。


というわけで「赤いきつね」も食べてみます。食べ比べると確かに、赤いきつねの方が薄口醤油が際立った甘みの少ないうどんだしであることがわかります。ちなみに、赤いきつねには「東日本向け」「西日本向け」「北海道向け」「関西向け」の4種類があり、今回比較用にゲットしたのは「関西向け」です。「甘ーいうどん」は甘みが効いている分、濃口な仕上がりなので、どちらかというと関東向けの味わいになっているものと思われます。


なお、「甘ーいうどん」の価格は税別180円です。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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