Googleから家のどこにいてもネットに接続できるルーター「Google Wifi」が登場、スマホからも操作可能
Googleが「Made By Google」と題したイベントで、新型スマートフォン「Pixel」やVRヘッドセット「Daydream View」に続いて、Wi-Fiルーターの「Google Wifi」を発表しました。Google Wifiは複数台使用することで家のどんな場所でもインターネットに接続できるようになり、また、わざわざ端末を操作しなくても、スマートフォンの専用アプリから端末を操作できるようになっています。
#madebygoogle - YouTube
マリオ・クウェイロ氏が登壇
Gのロゴ
これがGoogleがデザインしたWi-Fiルーターの「Google Wifi」
デザインは超絶シンプルで、動作中は本体にあるライトが点灯します。本体サイズは直径106.12×高さ68.75 mmで、重量は340グラム。本体はプラスチック製。
Google Wifiは複数台使用してメッシュネットワークを構築可能。
ユーザーの利用環境に合わせて、チャンネルを選択するなどネットワークを自動で最適化するとのこと。AC1200 2x2 Wave 2 Wi-Fiに対応し、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応の同時デュアルバンドWi-Fi (2.4GHz、5GHz)を搭載しています。
また、専用アプリを使ってルーターを管理することも可能です。例えば、子どもが深夜にGoogle Wifiを使っていたら、ルーターに触れることなくスマートフォンのアプリからネットワークを遮断することができます。
Google Wifiのデバイスとしての特徴を簡潔にまとめたのが以下のムービー。
Introducing Google Wifi - YouTube
あらゆる場所で快適にインターネットに接続できるように、と開発されたGoogle Wifiのコンセプトがよくわかるムービーも公開されています。
Google Wifi, a new approach to home Wi-Fi - YouTube
Google Wifiの価格は1台で129ドル(約1万3000円)、3台セットで299ドル(約3万円)となっています。予約受付開始は11月で、発送は12月に開始予定。3台セットで販売するというのは、どのような空間でも簡単に増設して快適にインターネットに接続できるようにするための複数台利用を想定しているからとのことです。
以下のGoogleのページでは、Google Wifiのスペックなどが公開されています。
Google Wifi - ホームメッシュ Wi-Fi システム - Google ストア
https://store.google.com/product/google_wifi
・つづき
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