ハードウェア

いびき防止・睡眠解析・目覚まし機能搭載で音楽再生まで可能なスマート枕「ZEEQ」


厚生労働省と総務省がまとめた日本人の睡眠時間に関するデータによると、日本人の平均睡眠時間は7時間31分となっています。この睡眠の質を向上するためのスマート枕が「ZEEQ」で、睡眠やいびきをモニター・解析したり、快適な覚醒を助ける目覚まし機能を搭載したり、音楽を再生したりが可能です。

「ZEEQ」がどんな枕になっているのかは以下のムービーを見ればわかります。


ムービーではZEEQの開発者であるウォリックさんがZEEQについて解説してくれます。ZEEQは、単純に枕として快適な使い心地を持つだけでなく、睡眠導入になる音楽が再生可能で、睡眠状態を解析する機能も内蔵。さらに、解析した情報から使用者を心地よく目覚ましすることもできるほか、いびきの状態をモニターし、いびきを止めることも可能です。


これがZEEQの本体。ぱっと見はごくごく普通の枕といった感じ。


ZEEQはスマートフォンアプリと連動させて使用する仕組みになっています。


ZEEQはスピーカーを搭載しており、iOS端末やAndroid端末、さらにはSpotifyからストリーミングで音楽配信することも可能。


睡眠導入に最適な音楽がいくつか収録されており、音楽はタイマーをセットして「○時○分に停止する」といったこともできます。


また、ZEEQでは使用者の睡眠状況や睡眠時の動きをモニターし、睡眠周期を割り出して理想的なタイミングで使用者を起こすことも可能。なお、睡眠時の動きは3軸ジャイロスコープセンサーで検知します。


さらに、いびきがうるさい場合には本体をかすかに振動させることで使用者の枕の位置を調整させることもできます。振動により枕の位置を無意識のうちに調整させることで、いびきを止めるというわけ。


ZEEQの試作がスタートしたのは2013年の10月で……


それからさまざまな試作機が作り出されました。


枕っぽくないものも多かったのですが、最終的に……


2016年6月に現在の製品版ZEEQが誕生。


専用アプリでは睡眠状況をスコア化し、睡眠やいびきなどモニターした睡眠関連情報をチェックできます。


また、より良い睡眠を経験したいという場合には、アプリで食事や生活習慣、運動情報などもトラック可能。


もちろん枕としての品質にもこだわっており、ふかふかで適度な弾力のある生地が使用されています。


そんなZEEQは現在Kickstarterで出資を募集中。目標金額は5万ドル(約530万円)だったのですが、その3倍となる約15万ドル(約1600万円)以上を集めており製品化はほぼ確実。129ドル(約1万4000円)の出資でZEEQをひとつゲット可能で、日本への配送には別途40ドル(約4000円)が必要となります。


なお、ZEEQへの出資期限は2016年8月27日9時です。

ZEEQ Smart Pillow: Stream Music, Stop Snoring, Sleep Smarter by Warrick Bell and Miguel Marrero — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/2121327950/zeeq-smart-pillow-stream-music-stop-snoring-sleep

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in ハードウェア,   動画, Posted by logu_ii

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