ハードウェア

バナナですべって転ぶも自力で立ち上がる首長四足歩行ロボット「SpotMini」


何度蹴られても自力で起き上がるけなげな人型ロボット「アトラス」や、歩く姿が不気味な四足歩行ロボット「ビッグドッグ」、不気味な姿をした四足歩行ロボット「Spot」などを開発したBoston Dynamicsが、新しい小型の四足歩行型ロボット「SpotMini」を開発し、実際に動いている様子を収めたムービーを公開しました。

Introducing SpotMini - YouTube


この白いボディのロボットがSpotMiniです。


約30kgというSpotMiniは、一回り大きなSpotのおなかの下をくぐり抜けられます。


くぐり抜けて、したしたと歩き出すSpotMini。


そのまま別の部屋に歩いていていき……


テーブルの下にごそごそと潜り込みます。


SpotMiniの特徴は小柄なボディと、恐竜のような頭部を備えた長い首。普段は背中部分に収納されていますが、必要に応じて首を伸ばせます。


長い首を中心にダンスのような動きを見せてくれます。


長い首はモノを取るのに便利。シンクの中にあるコップを……


長い首を使ってうまくキャッチ。


コップを食器洗浄機に入れてくれました。


今度は空き缶を横からくわえて……


ゴミ箱にポイッ。


猛スピードで廊下を走るSpotMiniですが……


床のバナナで滑ってしまいます。


バナナで滑るのは人間もロボットも同じようです。


倒れても首を支え棒のようにして自力で立ち上がるので問題なし。


復活。


人間のところへ飲み物を持ってきたSpotMini。


飲み物を渡すのですが……


取ろうとしても飲み物を離してくれず、苦笑いの男性。この行動を見ていると犬を思い出してしまいます。


Boston DynamicsはGoogleにより2013年に買収されたのですが、今後数年で利益を生む可能性が低いと判断され、Googleの親会社であるAlphabetが売却を考えていて、その売却先にはトヨタがアメリカで設立したToyota Research Institute(TRI)やAmazonといった企業が売却先候補に挙がっています。IT関連メディアのTech Insiderによれば、2016年5月後半時点ではトヨタがBoston Dynamicsの売買交渉をもうすぐ締結させるのではと見られていました。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Googleがボストン・ダイナミクスを売却へ、売却先にはトヨタ・Amazonが浮上 - GIGAZINE

「ロボットだって生きてるんだ!」とロボット虐待をやめるよう訴えるムービーが公開中 - GIGAZINE

Googleの不気味な四足歩行ロボットがサンタのトナカイになり泣く子も黙る恐怖のクリスマスに - GIGAZINE

ターミネーターの世界がついに到来、人型ロボット「アトラス」がラボの外へ - GIGAZINE

人工知能は核兵器よりも潜在的に危険、ホーキング博士が「100年以内に人工知能は人間を超える」と警告 - GIGAZINE

in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.