ほんのり塩味がミルキーに絶妙に溶け込んだ「しおミルキー」を食べてみた

暑い夏になると大量の汗をかくので、こまめな水分補給が推奨されますが、この時にスポーツ飲料やアメなどで塩分を摂取すると熱中症の予防に効果的です。近年は塩分を含んだアメやキャラメルなどのお菓子類が増えていますが、練乳の甘みが特徴的なあのミルキーに塩味を加えた「しおミルキー」が不二家から登場しています。

85gしおミルキー袋 | お菓子・ドリンク | 不二家
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というわけで、さっそく「しおミルキー」を購入してきました。

「汗をかいたらミネラルチャージ！！」ということで、汗と共に体外に流れ出るナトリウム・カルシウム・マグネシウム・カリウムなどのミネラルを、沖縄県宮古島の雪塩で補おう、というミルキーになっています。

パッケージの裏面には宮古島の雪塩の解説があり、「サンゴによって天然にろ過された清廉な地下水から作られています」とのこと。また、雪塩はミルクとの相性がよく、暑い夏の塩分チャージにぴったりなようです。

加えて、ミルキー作成時には富士山の天然水が使用されています。

原材料は水あめ、加糖練乳、上白糖、植物油脂、食塩、乳化剤。内容量は個装紙込みで85g。

パカリと袋を開けて……

中からしおミルキーを取り出してみました。しおミルキーの包み紙は青色を基調としたデザインになっており、全部で23粒入っています。

包み紙を取るとこんな感じ。見た目はごく普通のミルキーと変わりないように思えます。実際に食べてみると、味わいはノーマル版のミルキーに非常に近いのですが、わずかに塩分が強め。この塩味は思いのほかミルキーのクリーミーな練乳味と合っており、まったく違和感がありません。また、塩分が本当に違和感なくミルキーの味の中に溶け込んでいるため、何も知らずに食べれば塩味に気づかない人も大勢いそうです。

実際に食べてみたところで、しおミルキー(左)を通常版のミルキー(右)を比べてみました。パッケージはノーマル版が赤を基調としているのに対して、しおミルキーは青色を基調としたデザイン。

原材料はまったく同じですが、内容量はしおミルキーが85g、ミルキーが120gとかなり差があります。

ノーマル版のミルキーの包み紙はこんな感じ。ノーマルミルキーは袋の中に31粒入っていたので、少しでもたくさん食べたい場合はノーマルがオススメ。

包み紙にくるんだままのしおミルキーとミルキーを並べてみました。ノーマル版のミルキーの包み紙は、よくよく見ると赤を基調としてアクセントに青色が使用されているもの、濃い黄色を基調として薄い黄色も使用したもの、黄色を基調として緑色を使用したものの3種類があります。対して、しおミルキーの包み紙は水色と濃い青色を使用したデザインで、全てまとめて保管しても包み紙を見ればどれがしおミルキーかわかるようになっています。

しおミルキー(左)とミルキー(右)の粒を比較。見た目も大きさも違いはありません。

最も大きな違いが出ていたのが栄養成分。しおミルキーの場合、1袋当りのカロリーが313kcal、炭水化物が64.3g、ナトリウムが263mg、カルシウムが104mg、マグネシウムが36mg、カリウムが136mg。これを1粒当りに換算すると、カロリーが13.6kcal、炭水化物が2.8g、ナトリウムが11.4mg、カルシウムが4.5mg、マグネシウムが1.6mg、カリウムが5.9mg。

対して、ノーマルミルキーの1袋当りのカロリーは434kcal、炭水化物が90.5g、ナトリウムが205mg、カルシウムが136mg。これは1粒換算でカロリーが14kcal、炭水化物が2.9g、ナトリウムが6.6mg、カルシウムが4.4mgとなります。1粒当りで比べると、しおミルキーはノーマルよりも5mgも多いナトリウムを含んでいるわけです。

なお、しおミルキーの包み紙はこんな感じですが……

ノーマル版のミルキーの包み紙と比べるとこう。

ほとんど同じように見えますが、ノーマル版の包み紙には「小吉」というおみくじが印刷されていました。

なお、「しおミルキー」の参考小売価格は税込216円。期間限定商品なので気になる人はコンビニやスーパーで早めにチェックしてみることをオススメします。