ソフトウェア

Googleが電気のスイッチやボタンをピクセルにできる「AnyPixel.js」で本当に巨大ディスプレイを作成


壁に埋め込まれたボタンをピクセル化させてインタラクティブなディスプレイを作成できてしまうのが「AnyPixel.js」です。Googleの開発者たちによって無料でコードが公開されており、誰でも風船や電気のスイッチなどを使って自由に巨大ディスプレイが作成できるようになっています。

anypixel.js
http://googlecreativelab.github.io/anypixel/


AnyPixel.jsとは一体どういうものなのか?ということは、以下のムービーから確認できます。

AnyPixel.js - a web friendly way for anyone to make unusual displays - YouTube


大量に用意されたボタン。


これを、巨大な壁一面に設置していきます。


壁の背面はケーブルだらけで……


前から見るとこんな感じ。


設置が完了したボタンはカラフルに光ります。


こんな感じで、ボタンを光らせてカラフルなアニメーションを表示することが可能。


また、男性がパネルに駆け寄り……


ぴたっと体を壁にくっつけると、ボタンを押した部分から光が広がっていきます。


水しぶきがあがるように、男性がボタンを押した場所からカラフルな光が一気に広がりました。


まるで絵を描くようにボタンを光らせていく人々。


マンガのような集中線も現れました。


大人も子どももペタペタ。


大量のボタンで巨大なディスプレイを作り出すことが可能になるわけです。


ロゴを作ったり破壊したりと、さまざまな動きを見せています。


AnyPixel.jsはインタラクティブなものならディスプレイの素材となるものの種類を問いません。ムービーではボタンが使用されていましたが、電気を点灯するためのスイッチや壁に埋め込まれた風船など、何にでも応用可能。自分がこれから作ろうとしているディスプレイでどのように作品が表示されるのかをチェックできるシミュレーターも存在し、ハードウェアの設定手順などと共に公開されています


なお、AnyPixel.jsのコードは以下からゲット可能です。

GitHub - googlecreativelab/anypixel: A web-friendly way for anyone to build unusual displays
https://github.com/googlecreativelab/anypixel

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in ソフトウェア,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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