ゴッホの名画「星月夜」を触って動かせるインタラクティブアニメーション化したムービー
「ひまわり」を始めとする作品で知られる画家のゴッホの作品を、手で触って動かせるようにしたインタラクティブアニメーションが制作されました。きらめく星空は、ゴッホの目には世界がこう見えていたのかも知れないと思える美しさです。
Starry Night (interactive animation) on Vimeo
これがインタラクティブアニメーションになる前の「星月夜」。1889年の作品で、ゴッホが精神病院で療養中に描いた、代表作の一つです。
星空に渦を巻くような雲が描かれています。これが、ゆっくりとアニメーションし始めます。
静止画で見ると違いはわかりませんが、月も星もきらめくように動きます。
絵の左側にある糸杉は、実際にゴッホが病室から見ていたもの。
ムービーは、ここからがインタラクティブ部分へと入っていきます。
指でぐるぐると雲をなぞると……
雲の流れがそれに沿った形に変わっていきます。
今度は手で払ってみました。すると、雲の渦は崩れて、横へなびくような形に。
杉を指でなぞって、枝を長く伸ばしているところ。
月が星とつながりました。
このインタラクティブアニメーションはPetros Vrellisさんが制作したもの。静かで穏やかなBGMもVrellisさんによるものです。おそらく、ゴッホの目にはこのように雲がうずまき、月が煌々ときらめいていたのではないかと感じられる作品。美術館で他の作品を見るときでも、このように脳内で絵の情報を補完して見ると、見え方が変わってくるかも。
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