お湯を入れてわずか60秒で食べられるフリーズドライカレー「畑のカレー」は本格的な仕上がり
「忙しくても朝食にこだわりたい」という人のために約2年かけて開発されたのが、野菜のおいしさを丸ごと凝縮したスムージーに17種類のスパイスを加えたアマノフーズのフリーズドライ食品「畑のカレー」です。オリジナル容器付きなので、お湯を注いで60秒でそのまま野菜たっぷりのカレーが食べられるとのことなので、フリーズドライのカレーとは一体どれほど本格的な仕上がりなのか、実際に全3種類を食べてみました。
野菜スムージーで煮込んだ「畑のカレー」3種類、3月1日(火)新発売~容器が付いて、お湯を注いで60秒で出来上がり~|アサヒグループ食品
http://www.asahi-gf.co.jp/company/newsrelease/2016/0217/
コレが「畑のカレー」シリーズの「ひきわり豆のトマトカレー」「かぼちゃのアーモンドカレー」「たっぷり野菜と鶏肉のカレー」。
「かぼちゃのアーモンドカレー」はかぼちゃ・いんげん・鶏肉・玉ねぎ・赤ピーマン・アーモンドの具材が入っています。スープなどのフリーズドライ食品と違って、手のひらより大きなパッケージ。辛さはそれぞれ唐辛子マークで表示されており、かぼちゃのアーモンドカレーは5段階中「2」でした。
エネルギーは1食あたり240kcal。
作り方は付属の容器にフリーズドライの塊を入れて、お湯を約150ml注いで軽くかき混ぜるだけ。ご飯やナンなどは別途用意する必要があります。
原材料にはトマトペースト・ココナッツミルクパウダーなど、エスニックな材料が使われています。
箱から出してみると、こんな感じで容器の中にフリーズドライカレーが入っています。
小袋を開けると大きめのカレールーのようなものが出てきました。
容器に入れると、フリーズドライカレーが裏返って、かぼちゃなどの野菜が入っているのがわかりました。
まずはお湯を約150ml、もしくは点線まで注いで……
スプーンなどでぐるぐるかき混ぜます。
60秒後には立派なカレーが出来上がりました。60秒待つというよりは、お湯を入れてかき混ぜているとちょうど良いくらい。スプーンですくってみると、中からお湯で戻ったフリーズドライの野菜がごろごろ。ルーはスープカレーほどシャバシャバではなく、ほどよくとろみがついています。
わずかながら鶏肉も確認できました。食べてみると、野菜類やルーの味わいなど、言われなければフリーズドライとは気付かないレベル。かぼちゃはほろっと、いんげんは歯ごたえがあるなど、野菜それぞれの特徴が失われていないのはうれしいところ。ココナッツミルク香るアジアンカレーで、お湯ではなくホットミルクで溶いた気がするほど、濃厚な味わいを楽しめました。
ご飯をそのまま容器に入れて食べてみました。ココナッツのまろやかさが効いたカレーはご飯にめちゃくちゃ合います。容器が小ぶりなのでボリュームが気になっていたのですが、ご飯を入れて食べると朝食やランチには十分な満足感がありました。晩ご飯にはちょっと物足りないかも。
続いて、「ひきわり豆のトマトカレー」で、辛さは3段階中「3」です。
エネルギーは1食あたり203kcal。
原材料にはトマトペーストなどが含まれています。
お湯を入れる前の状態はこんな感じ。
お湯を入れて混ぜると、あっという間にスパイス香る本格カレーが完成してしまいました。
入っている具材はズッキーニ・揚げなすや……
赤ピーマン・ひよこ豆・枝豆・赤いんげん豆・豚ミンチです。ズッキーニと揚げなすは見た目が似ていますが、しっかり味や食感の違いが感じられました。トマトカレーなのでさっぱりしていて、暑いの朝食などに良さそう。17種類のスパイスにより、食べていると少し汗が浮いてきます。
今度はご飯ではなくフランスパンと合わせてみました。あっさりしたカレーなので、ご飯よりパンで正解だったかも。
最後は「たっぷり野菜と鶏肉のカレー」で、辛さは3段階中「3」です。
エネルギーは1食あたり209kcal。
原材料を見ると、トマトペーストが多めですが、ココナッツミルクパウダーも含まれています。
というわけで完成品がコレ。
フリーズドライ食品としてはかなり珍しい、ヤングコーンが入っています。ほかの具材は揚げなす・鶏肉・玉ねぎ・ブロッコリー・赤ピーマンです。ブロッコリーは細切れでしたが、ヤングコーンはコリっとした食感が感じられました。たっぷり野菜と鶏肉のカレーはまろやかな味わいで、ほかの2種類を混ぜ合わせたようなアジアンカレー。
トーストと食べてみると、野菜の食感が楽しいカレートーストになりました。トーストのバターの風味も合わさるとうまみが増し、朝食ならペロリと食べきってしまいそうです。
なお、「畑のカレー」シリーズは2016年内まで販売する予定で、希望小売価格は税別270円です。
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