世界初のスタビライザー内蔵4Kアクションカメラ「Revl Arc」
GoProをはじめとするアクションカメラは、本体を固定せずに撮影したり、動きながら撮影したりすることが多いことから、手ブレや振動が気になる動画に仕上がりがち。手ブレ対策に外付けのカメラスタビライザーを取り付ければブレのないプロのような品質の動画が撮影できるわけですが、最初からスタビライザーを内蔵して余計な外付けパーツなしでコンパクトに安定した4K動画が撮影できるアクションカメラが「Revl Arc(レヴルアーク)」です。
Revl Arc - The First Stabilized 4K Action Camera | Indiegogo
https://www.indiegogo.com/projects/revl-arc-the-first-stabilized-4k-action-camera--3#/
Revl Arcがアクションカメラとしてどんな性能を備えているかは、以下のムービーを見るとよくわかります。
Introducing the Revl Arc Camera - YouTube
Revl Arcは世界初のスタビライザー内蔵4Kアクションカメラ。
自撮り棒に取り付けて、自分の周囲をグルグル回しながら撮影しても、カメラが自動的に傾きや揺れを検知するため、全くブレることはありません。
撮影中は位置情報・加速度・回転・速度・重力加速度などのライブデータも記録します。
自動車の車輪に取り付けても、タイヤの回転の影響を受けずに水平な動画を撮影することができます。
ケースなしで水深3メートルまでの防水加工。
市販の自撮り棒やカメラマウントに取り付けることができるのは便利なところ。
重力加速度も計算して映像をスタビライズしてくれます。
加速中でも問題なくスタビライザーが動作するため、さまざまなスポーツやスカイダイビング中の躍動感あふれる映像をブレなく映すことができます。
Revl Arcは、本体に内蔵したブラシレスモーターでカメラの揺れを抑え、さらに画像処理を組み合わせることで、揺れのない安定した映像を可能にしているとのこと。
撮影画質は4Kで、フレームレートは30fps。
ライブストリーミングにも対応。
撮影した動画からベストな瞬間を自動的に切り取る「編集アシスタント機能」も備えています。
専用アプリと連携して、スマートフォンからすぐにSNSへ動画をシェアすることができます。
寸法は45×45×70mmで、重量は170gと軽量です。バッテリーは4K/30FPS・1080p/120fps・720p/240fpsで1時間半駆動するとのこと。撮影画角は150度で、画角170度のGoProの超広角レンズには劣る模様。
Revl ArcをGoPro Hero 4とGoPro HERO4 Sessionとの各機能を比較した表は以下の通り。別途高価なスタビライザーを購入しなくても良いのが最大の利点です。
Revl Arcは製品化に向けてクラウドファンディングサイトのIndiegogoで出資を募っており、記事作成時点で目標出資額の182%の出資を集めることに成功しています。出資プランは全部で4枠で、出資ごとにゲットできる製品の組み合わせは以下のようになっています。
・379ドル(約4万2000円):Revl Arc1台、カラーバンパー5色、自撮り棒マウント2つ、三脚用マウント2つ
・399ドル(約4万5000円):379ドルプランと同じ
・429ドル(約4万8000円):379ドルプランに自転車・バイク用バーマウント1つ
・479ドル(約5万3000円):379ドルプランにカイト用マウント1つ、一人称視点マウント1つ
上記プランは全て別途配送料が必要です。出資の締め切りは2016年4月17日前後となっています。
Revl Arc - The First Stabilized 4K Action Camera | Indiegogo
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