新ブラウザEdgeにデフォルトで広告ブロックが付くという報道をMicrosoftが否定

Microsoftが出した1枚のスライドから「ブラウザ『Edge』に広告ブロック機能をつけるのではないか？」と報道されましたが、Microsoft関係者はEdgeの広告ブロック機能実装について否定しました。

Microsoft plans to build ad blocker into its Microsoft Edge browser | ZDNet
http://www.zdnet.com/article/microsoft-plans-to-build-ad-blocker-into-its-microsoft-edge-browser/

Appleのモバイル用Safariや「Opera beta 37」など、ウェブブラウザ自体に広告ブロック機能を搭載する動きがあります。MicrosoftのWindows 10用ブラウザ「Edge」もこの動きに追従するのではないかと一部で報道されました。

事の発端は以下の一枚のスライド。Build 2016で示されたWindows 10の2016年記念アップデート(コードネーム「Redstone」)のロードマップの紹介で表示されたものです。

このリストの4番目には「Build ad blocking features into the browser」という記述があり、Edgeに広告ブロック機能が追加されるのではないかとの臆測を呼んだというわけです。

しかし、2016年4月1日にMicrosoftのシニアプログラムマネージャーのジェイコブ・ロッシ氏は、以下の通りツイートして、この噂を否定しています。

We are not building a native ad blocker within MS Edge, but we will support third party ad blockers like AdBlock and AdBlock Plus
(私たちはEdge用のネイティブなアドブロック機能を開発していません。けれどもAdBlockやAdBlock Plusのようなサードパーティの拡張機能についてはサポートします)