じゅうじゅうとソースが踊り湯気が沸き立つ「レモンステーキ」を発祥地佐世保の「時代屋」で食べてきました
「夏場に精のつくあっさりとして食べやすいステーキを 」というテーマで考え出されたのが佐世保名物の「レモンステーキ」で、このレモンステーキの考案者がさらに多くの人に食べてもらえるようにと、低価格でレモンステーキを提供できるようにして開いたお店が「時代屋」です。初代の味を引き継ぎ、今でも当時の雰囲気で食べられる元祖の「レモンステーキ」の味を確かめにお店に行ってみました。
時代屋
http://www.jidaiya.ne.jp/
レモンステーキ発祥の街「佐世保」は自衛隊や在日米軍の基地もある港町で、ハウステンボスなど観光名所が多く街のあちこちで外国人や観光客が多く見られます。
佐世保市街からは少し離れていますが、佐世保三川内インターチェンジを下りてすぐの場所にお店はあります。
外観は旅館のようにも見え、昭和な雰囲気を感じさせるレストランといった感じです。
看板メニューということでのぼりも立ててありました。
お店の中はレトロな洋食屋さんという雰囲気で、家族連れや旅行中の女子大生グループなどさまざまな客層でにぎわっています。
メニューを見ると、レモンステーキ以外にもシチューや通常の厚さのステーキもあり本格的な肉料理も食べられます。ランチメニューやお子様用のメニューなどリーズナブルなメニューもありました。
レモンステーキセット1350円(税込) を注文し、レモンステーキの歴史や食べ方などの説明書きを読んでいると……
ジュウジュウと音を立てながらレモンステーキがやってきました。湯気も激しくしょうゆを焦がしたような香ばしい香りも漂ってきます。
実際にどのような状態なのか動画で撮影してみました。
じゅうじゅうとソースが踊り湯気が沸き立つ「レモンステーキ」 - YouTube
まずは「はしで肉を裏返す」とのことなので、鉄板が熱いうちに肉を裏返します。
これで準備完了。ソースにしっかりレモン汁が加わっているので、レモンはわざわざ絞らなくても良いとのこと。
ひと切れ食べてみると、「夏場に精のつくあっさりとしたものを」という触れ込み通り、しょうゆとニンニクの甘口なソースにレモン汁の酸味が合わさりさっぱりとした味がします。それと共に、肉汁のうまみも感じられ素材の味も生かした味がしました。レモンステーキは、元々はヒレ肉を使い価格も2,000円以上は当たり前という高級料理として提供されているものなのですが、時代屋では肉を変えることで価格を抑えて提供しています。
ソースとご飯を絡めて食べるのもおいしいとのことなので、早速ライスを入れてみました。
適度に絡ませたところで食べてみます。さっぱりとしたソースと肉から溶け出した肉汁がライスとも良く合い、これだけでも1杯分のご飯を食べることができそうです。
タマネギもソースを吸っていて、肉と絡めるとさらにおいしく食べることができました。
フレンチドレッシングのかかったサラダも付いています。
最後に余ったソースとライスを絡めて頂きます。
佐世保駅周辺にもレモンステーキを提供しているお店もあり、多くはこのお店の初代のお弟子さんたちが開業したものです。高級なお肉料理として2000円以上の価格で提供される店が多いのですが、時代屋では1350円(税込)で提供されています。その分、お肉に関しては妥協している部分もありますが、気軽に食べられるものとして多くの人が通うお店です。佐世保に観光に来た際には是非、立ち寄り元祖レモンステーキの味を確かめてみても良さそうです。
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