試食

激レア&ジューシーなお肉が食べ放題なブラジルの焼き肉「シュラスコ」をBarbacoaで食べてきた


鉄串に牛肉・豚肉・鶏肉などを刺し、岩塩をふって炭火で焼くという南米の肉料理がシュラスコです。サッカー日本代表がブラジルワールドカップの際に食べたとニュースにもなったシュラスコが一体どんな肉料理なのか気になりまくったので、日本で本格的なシュラスコが楽しめる「Barbacoa(バルバッコア)」に行って思う存分お肉を堪能してきました。

Barbacoa
http://barbacoa.jp/

バルバッコアは東京の青山・六本木・丸の内・渋谷・新宿・高輪と、大阪の心斎橋・梅田に店舗があるのですが、今回は梅田のバルバッコアに行ってきました。梅田店はJR大阪駅から徒歩1分のところにあるハービス PLAZA ENTの5階にあります。


お店の外観はこんな感じ。バルバッコアは公式サイト上から簡単にオンライン予約が可能になっているので、「休日のディナーに行きたい!」などの場合はあらかじめ予約しておくのがベター。


店内に入るとテーブルに案内され、店員さんからバルバッコアの利用方法を教えてもらえます。


バルバッコアはシュラスコとサラダバーが食べ放題で税別4800円。席は2時間制で、終了20分前にラストオーダーとなります。これとは別途で、デザート食べ放題を楽しみたいなら税別700円のデザートビュッフェがあり、飲み物は1500円・2000円・2500円(各税別)の飲み放題コースと単品での注文も可能です。


シュラスコの食べ放題では以下の部位もしくはお肉を持った店員さんが店内を回ってきて……


テーブルの上に置いてあるこのチップを見て、お肉を食べるか聞いてくれるというシステムになっています。なお、チップは赤面が「今はいらないよ」の合図で、緑面が「お肉、ジャンジャン持ってきて」の合図。


バルバッコアの利用方法の説明が終わると、一口サイズのパンがテーブルに置かれました。もちろんこれも食べ放題で、丸っこい形をした方がもちもち食感と生地に練り込まれたチーズの風味が香ばしいパンで、四角のクラッカーのような見た目の方がしっとりしたパイのような生地の中にトロトロに溶けたチーズを包んだもの。四角の方は特に温かいうちに食べた方がベターでした。


さらに、食べ放題のサラダバーはこんな感じ。ボイルブロッコリーやスライストマトなどサラダバーでよく見かけるようなものから……


フェイジョアーダというブラジルの家庭料理など、見たこともないブラジル料理も多数ありました。


こちらはデザートビュッフェゾーン。デザートビュッフェにはコーヒーが付いています。


というわけで、モリモリサラダを取り分けてきて……


さっそくバルバッコアのチップを緑面にを表にしてテーブルに置いたところ、速攻で鉄串にお肉をぶら下げたお兄さんがやってきました。お肉を運んでくれる店員さんには日本人と外国人の両方がいるので、わかりやすく「お肉ほしい!」と意思表示すればお肉を切り分けて……


お皿に載せてくれます。


これをさらにカットして食べます。最初にやってきたのはシュラスコメニューではなくピッカーニャメニューの「ガーリックステーキ」でした。ガーリックステーキは見た目の通り赤身のしっかりした牛肉ですが、肉質は驚くほど柔らか。筋が口の中に残るとこともなく、かつ、脂身が少ないのでパクパク食べ進められます。


なお、お肉用のソースは2種類テーブルに用意されており、左がビネガーソースで右が醤油ガーリックソース。好みのソースを使っても良し、お肉は岩塩をふってから焼かれているのでそのまま食べても良しです。


続いてピッカーニャメニューの「ソーセージ」。


脂でテカテカ光り輝いていることからもわかるように、とてもジューシーでかんだ瞬間に口の中に肉汁があふれます。


こちらもピッカーニャメニューの「焼きチーズ」。チーズの表面がカリカリに焼かれており、かむ瞬間はパリパリ食感なのに中はしっとり濃厚なチーズ、というチーズ好きにはたまらない一品。なかなかに濃厚なので、少しずつお酒のあてにしながら食べたい感じでした。


さらに、シュラスコメニューの「ピッカーニャ(イチボ)」がやってきました。これはバルバッコアの公式サイトのトップページに載っている写真と同じ部位で、脂ものっていてブラジルでは最も人気の高い部位だそうです。これを目の前で薄くスライスしてくれるので……


トングでつまんでもらいます。


なお、店員さんに欲しい枚数を伝えれば、一度に2枚でも3枚でももらえるので、たくさん食べたい場合は欲しい枚数を伝えましょう。


これがピッカーニャ。外側はカリカリに焼き上げられていますが、内側はレア。


カットして食べてみると、外側の炭火でこんがり焼かれた部分の風味が強くてバーベキューっぽい雰囲気がグッと高まります。肉質はこれまたとても柔らかで、個人的にはソースをつけて食べるのがオススメ。


ピッカーニャメニューの「豚肩ロース」。表面は香ばしいのですが、肉質はしっとりやわからで、脂が少なく豚肉特有の臭みもほとんどないのでとても食べやすいです。「赤身はちょっと……」という人でも食べられるのもありがたいところ。


またしてもピッカーニャメニューがやってきて、これは子羊の肉である「ラムレッグ」。「ラム肉はにおいが独特」という先入観があったのですが、食べてみるとにおいもクセもほとんどなく、言われなければ牛肉のステーキと間違ってしまうくらいに食べやすかったです。また、この部位も脂が少なく、肉質は1番最初に食べたガーリックステーキに似ていました。


どのお肉もやわらかでジューシーなのですが、それぞれ香りや歯ごたえが微妙に異なっていて、みんな違ってみんな良い状態。


なかなかシュラスコメニューがやってこないと思っていた、「クッピン」という非常に貴重な牛のコブ肉がやってきました。「欲しい!」と言うとお肉の塊を切り分けて……


お皿にもってくれました。クッピンにはレモンがそえられています。コブ肉というあまり食べ慣れない部位ですが、食べてみると他の部位とは異なりとてもしっとりとした食感で蒸して調理されたかのようなやわらかさ。他の赤身肉とはことなりしっかりと火が通っているのですが、とてもやわらかく、それでいて他の部位よりも程よく脂がのっているのでジューシーでもある不思議な部位でした。


ピッカーニャメニューにはデザートもあり、これは焼きパイナップル。


こんな感じで表面をこんがり焼いたものが食べられます。焼きパイナップルはほかほか温かいので甘味をより強く感じられ、それでいてお肉の合間に食べると口の中をスッキリさせてくれるので「次の肉持ってこい!」となる注目メニュー。


お肉は食べ放題なのでこのあとも食べ続けていたのですが、回ってくるお肉はピッカーニャ・クッピン・ガーリックステーキ・豚肩ロースと同じものばかりでした。これは、バルバッコアの閉店時間が23時(ラストオーダーは22時)なのに入店したのが21時と遅かったためのよう。来店する2、3日前にインターネット上から席の予約をしたのですが、この時既に席はほとんど埋まっており、21時からの予約しかできなかったので仕方がなかったのですがこんなことになるとは……。それでも、これだけのクオリティのお肉を好きなだけ食べられるので、とても値段以上にお得な気分になれます。


というわけで、上質な牛肉やラムなどを思う存分食べまくることができるバルバッコアですが、「いろんなお肉を楽しみたい」という場合は、早めの時間で席予約しておいた方が良さそうです。

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in 試食, Posted by logu_ii

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