「ヒゲ」レベルを格付けするMicrosoft製のサービス「MyMoustache.net」

by Ginny

顔検出APIを使って写真に写った人物が何歳なのか年齢を推定する「How Old Do I Look？」を作ったMicrosoftが、今度は写真内の人物のヒゲの長さを確認して、それが他の人と比べてどのぐらいなのか比較する「MyMoustache.net」というサービスを始めました。

How's My Moustache Doing?
https://www.mymoustache.net/

サイト中央の「Use your own photo」をクリックすると手元の端末内にある自分や知り合いの写真を使うことができます。写真はサーバーには保存されないので、プライバシーを気にせず安心して楽しむことができます。

その上にある「Donate my photo to science.」にチェックを入れると、アップロードされた写真が今後の画像解析のために用いられることになります。他人に写真を見られることになりますが、「自慢のヒゲをみんなに見て欲しい」と考える人であればチェックを入れておくとよさそう。

「自分の写真を使うのは……」という人は、サイトにいくつか写真が並んでいるので、どれかをクリックして「Use this photo」をクリックすれば、どのようなサービスなのかを試すことができます。

APIによる写真の解析が行われて、写っている人物のヒゲの長さを取得。この人は全サンプル9134例の中で、85％の人よりも長いヒゲだとのこと。下部に表示されているヒゲグラフがわかりやすくて良い感じ。

解析した写真の下にある「Auto-stache me!」をクリックすると……

APIを用いて口の位置を検出し、ヒゲをパワーアップさせてくれます。「De-stache Me!」をクリックすると描かれたヒゲが消え、「Try Again!」をクリックするとトップページへ戻ります。

別の男性をチェックしてみました。ヒゲを短めに揃えている男性で、その長さは全体の35％よりは長いヒゲ。よほど短いヒゲの男性が多いようです。

もともとが短かったせいか、パワーアップしたヒゲはもっじゃもじゃに。

2人写っているとどうなるのかというと……

きっちりそれぞれの顔を検出してくれます。今は女性のヒゲの長さを示しているところで、当然ながら「ヒゲなし」という結果です。

男性の方はその他90％の人より長い「ヒゲマスター」の称号を贈られていました。

ちなみに、このサービスは「顔検出APIで、顔面の毛の長さを検出することはできるのだろうか？」という素朴な疑問から作られたもの。とはいえ遊びではなく、男性の健康問題についての注意喚起と、資金集めを目指しているとのことです。

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http://mobro.co/mymoustacherobot