「Google Chrome 46」安定版リリース、セキュリティ問題の修正が24件
By Tsahi Levent-Levi
Windows・Mac・Linux向けのウェブブラウザGoogle Chromeの最新安定版「Chrome 46.0.2490.71」がリリースされました。
Chrome ブラウザ
https://www.google.com/chrome/browser/desktop/index.html
Chrome Releases: Stable Channel Update
http://googlechromereleases.blogspot.jp/2015/10/stable-channel-update.html
最新版となる「Chrome 46.0.2490.71」には、多くのバグ修正と機能改善が含まれているとのことですが、具体的な機能説明はいまのところなく、今後Google Chrome BlogやChromium Blogで詳細が説明される予定。なお、セキュリティ関連の修正は24件あり、その内危険度「高」のものが4件存在します。
ウェブのデータ転送に用いられるHTTPが、SSLやTLSで暗号化されている状態を「HTTPS」と表します。このHTTPSにはマイナーエラーが存在することがあり、これまでのChromeではマイナーエラーが確認された場合はURLバー上に黄色い三角アイコンを表示して注意喚起していたのですが、最新版のChrome 46からは黄色い三角アイコンが非表示になり、通常のHTTP通信時と同じノーマルなアイコンが表示されることになりました。なお、このマイナーエラーは、HTTPSページにHTTPの画像などが埋め込まれていたりする場合に出現するエラーです。
Google Chromeはそのまま放置していても自動で最新版にアップデートされるようになっていますが、今すぐアップデートしたいという場合は右上のメニューから「ヘルプと概要」から「Google Chromeについて」をクリック。
するとアップデートの確認がスタート。
そして最新版にアップデートされていない場合は「再起動」ボタンが出現。コレをクリックすると……
最新版の「Chrome 46.0.2490.71」にアップデートできます。
なお、Chrome 46のベータ版では、画像読み込み速度の改善やバックグラウンドタブにあるムービーを自動再生しない機能などが追加されているのですが、これらの機能が安定版にも追加されているかどうかは不明です。
・つづき
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