ビッグマックとワッパーのコラボバーガー「McWhopper」の制作をバーガーキングがマクドナルドに提案中
マクドナルドとバーガーキングといえば、アメリカ発の二大ファストフードチェーンですが、バーガーキングがマクドナルドに対して「バーガー戦争を休戦して、ひとつのバーガーを作り上げよう」と提案するムービーを公開中です。
Burger King | McWhopper Proposal - YouTube
赤と黄色の投石機のような機械にバーガーをセット。
ボリューム満点のバーガーを敵に向かって投げつけます。
敵地にバーガーが着地。
間髪入れずに、敵もバーガーを投げ返します。
互いにバーガーをぶつけ合い。
このようなバーガー同士で戦う「バーガー戦争」に対して、バーガーキングがマクドナルドに一時休戦を提案。
「一緒にMcWhopperを作りましょう!」
McWhopperとは、マクドナルドのビッグマックをベースに、バーガーキングのワッパーの材料をサンドしたバーガーとのこと。
「作ろう!」と提案するのは簡単ですが、一体どうやって、どこで、なぜ、作るのでしょうか?
マクドナルドとバーガーキングは、世界最大級のブランド力を誇っており、世界中の人々に対する影響力は抜群。
マクドナルドには、「世界をよくするために自社のリソースを利用する」というガイドラインが存在します。
「毎年9月21日に行われる国際平和デーへの参加で、世界平和に貢献しよう」とバーガーキングが提案。
「国際平和デーは毎年行われていますが、認知度を高めるためにはマクドナルドとバーガーキングの力が必要だと思いませんか?」
バーガーの箱がパカッと開き、フタの裏には無言の圧力が……。
店舗に募金箱を設置するのは簡単ですが、影響力は限られています。
一方で、マクドナルドとバーガーキングがコラボした「McWhopper」は影響力が大きいと予想されます。
ここで国際平和デーの設立者のひとりであるJeremy Gilley氏が登場。
「マクドナルドとバーガーキングが国際平和デーに協力してくれるとうれしい。世界中に名の知れ渡っているバーガーチェーンが行動を起こすことで、世界中の人々が国際平和デーを知り、命を救うための行動を起こすことにつながります」
McWhopperの販売場所として、マクドナルド本社のあるシカゴと、バーガーキング本社のあるマイアミのちょうど真ん中に位置するアトランタで、1日限りのMcWhopper提供店オープンを提案。
アトランタにポップアップレストランを建設する計画とのこと。
McWhopper専用のパッケージもデザイン済み。
マクドナルドとバーガーキングのロゴを組み合わせた専用の制服も準備。
「あとは、お互いのベストを尽くして参加するだけです」
「バーガーで新境地を開拓しよう!」
「バーガー戦争は……」
「バーガーをもって終わらせよう」
というわけで、バーガーキングはマクドナルドからの返答を待っているとのこと。
また、材料から包装に至るまで、McWhopperの作り方を収めたムービーも公開中です。
Burger King | The McWhopper Sandwich Proposal - YouTube
さらに、動画公開とともに、McWhopperの特設サイトがオープンしています。
McWhopper
http://mcwhopper.com/
なお、マクドナルドはこの提案に対して、Facebook上で「二大ブランドが組めばもっと大規模なことができないだろうか?」と返答しており、バーガーキングの提案に前向きな様子を示しています。
Dear Burger King, Inspiration for a good cause... great idea. We love the intention but think our two brands could...
Posted by McDonald's on 2015年8月26日
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