試食

だんご三兄弟かだんご大家族っぽい見た目だが実は中身は和菓子ではない「みたらしDANGO」を食べてきた


みたらし団子のような見た目ながら、中に入っているのは団子ではなくクリームチーズムースで、これを醤油ダレのゼリーで包み込んだ本格和スイーツが「みたらしDANGO」です。2004年開催の第21回世界料理オリンピック「デザート部門」で金賞を受賞したこともあるパティシエ・窪田秀樹さんの新作スイーツで、かわいらしい見た目とは裏腹に繊細で大人な味わいが楽しめるとのことだったので、実際に食べてきました。

和菓子?ケーキ?不思議な和スイーツ登場!「みたらしDANGO」夏期限定発売
(PDF注意)http://www.hankyu-hotel.com/hhd-group/hankyu/upimg/news/group/20150526-2125.pdf

「みたらしDANGO」は千里阪急ホテル1階にある「ケーキショップ」と、ホテル阪急エキスポパークの1階にあるガーデンラウンジ「フォンテ」で購入可能。ケーキショップではテイクアウトのみの取り扱いですが、フォンテでは店内で食べることもできます。

というわけでホテル阪急エキスポパーク1階にある「フォンテ」に行ってきました。最寄り駅は大阪モノレールの万博記念公園駅。


駅の改札を出ると目の前に見えるのがホテル阪急エキスポパーク。


ホテルの南出入口を入ってすぐの所に「フォンテ」はあります。


ショーケースの中に……


みたらしDANGOを発見。価格は税込350円です。


お目当てのみたらしDANGOを見つけたところでお店に入店。


ホテルの庭園が見える窓際のカウンター席に着席。


「みたらしDANGOはコーヒーにも日本茶にも合う」とのことなので、みたらしDANGOとコーヒーもしくは紅茶がセットになった「ケーキセット(税込930円)」を注文。


スイーツが運ばれてくるまで緑を眺めます。


しかし、すぐさま注文したみたらしDANGOとアイスコーヒーが到着。


これがみたらしDANGO。チョコレートでコーティングされた米粉クッキーの上にみたらし風の醤油ダレゼリーとクリームチーズムースがのった和スイーツです。


団子にはなぜか顔が描かれています。


ちょうどiPhone 6と同じくらいの長さで、ひとつぶひとつぶがちょうど一口サイズくらいの大きさ。


醤油ダレゼリーはみたらし団子の醤油だれと区別がつかないくらいのクオリティ。


というわけでさっそくみたらしDANGOをパクリ。醤油ダレゼリーが想像以上にみたらし団子風の本格的な味わいでしっかりと塩気を感じられるのですが、クリームチーズムーズのまろやかで上品な甘みと、米粉クッキーのチョコレートコーティングとが相まって、塩気の中に甘み、甘みの中に塩気を感じられる絶妙なバランスに保たれます。甘さ控えめなクリームチーズムースとみたらし団子の味わいを両方とも感じられるのですが、そのどちらとも異なる甘みと塩気の絶妙なハーモニーになっており、まさに「和スイーツ」の名前にふさわしい味わい。醤油ダレゼリーとクリームチーズムーズは非常に口溶け滑らかで、米粉クッキーの少しかためのサクサクとした食感が良いアクセントになっています。ただし、みたらし団子のもちもちした食感を想定しながらコレを食べた編集部員は「全然団子ではない!」と驚いていました。


醤油ダレゼリーだけを食べてみると、みたらし団子の醤油だれよりも塩気が強めの味わい。ただし、醤油の香ばしさもしっかりと感じられます。


米粉クッキーの表面はミルクチョコレートがコーティングされているのですが、チョコレートは甘さ控えめで、クッキーの香ばしい風味がしっかり楽しめます。


三位一体の味わいを堪能したところで、醤油ダレゼリーとクリームチーズムーズだけで食べてみました。すると、醤油ダレゼリーの塩味がクリームチーズムーズの甘みに勝ちすぎる感じで、クッキーまで一緒に食べて初めて絶妙なバランスが保たれるようになっていることを実感できます。


醤油ダレゼリーとクリームチーズムーズの断面はこんな感じ。醤油ダレゼリーはそれほどたっぷりのっているわけではないのですが、みたらしDANGOが普通のスイーツとは一線を画する味わいになるには欠かせない存在で、見た目のアクセントの上でも非常に重要な役割を果たしていることが分かります。


フォークで1番下の米粉クッキーを割るには思いのほか力がいるので、クッキーを持ってそのまま手で食べてしまっても良さそう。


コーヒーにも合う、とのことだったのでセットで注文したアイスコーヒー。みたらしDANGOにはクリームチーズムースが使用されているので、この甘みとコーヒーが合わないはずはありません。


なお、「みたらしDANGO」は2015年6月1日(月)から8月31日(月)までの期間限定販売で、価格は税込350円となっています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
とろけるきな粉ソースとハーゲンダッツ初の抹茶ソルベ・黒蜜・ミルクアイスが一体になった「ジャポネ <抹茶きなこ黒蜜>」を食べてみた - GIGAZINE

ハーゲンダッツのもち入りアイス「きなこ黒みつ&みたらし胡桃」を食べてみた - GIGAZINE

ミニストップの夏定番スイーツ「ハロハロ」にわらび餅・きなこ・黒蜜シロップを盛った「黒蜜きなこ」を食べてきた - GIGAZINE

とろんと柔らかいもちソース&もち粉入りアイスが相性抜群な「和菓子アイス わ匙みたらし」試食レビュー - GIGAZINE

目の前で焼いてもらえ、しかも焼き加減も注文できる喜八洲の「みたらし団子」試食レビュー - GIGAZINE

知る人ぞ知る峠のわらび餅専門店「一軒家」で夏の終わりを感じつつわらび餅を食べてきた - GIGAZINE

in 試食, Posted by logu_ii

You can read the machine translated English article here.