試食

たこ焼きを自動で返す「たこ焼き工場トントン」でたこ焼き三昧してみた


大阪のソウルフードたこ焼きは、自宅で作る際ひっくり返したりするのに少々苦労をしますが,たこ焼きをひっくり返してくれる機能が付いた家庭用のたこ焼き機が「たこ焼き工場トントン」です。新年からたこ焼き三昧するべく、購入して使い勝手を試してみました。

たこ焼きがクルクル回る たこ焼き工場トントン
http://www.sugimetal.jp/2614_2650.htm

たこ焼き工場トントンは、家庭用の炊飯器よりちょっと大きいくらいの箱に入っており、自動返し機能が大々的にアピールされています。


中身は説明書・粉注ぎポット・グリル鍋・返しピック・油ひき棒が入っています。


作り方が書いてあるので、初心者でもカンタンにたこ焼きを作ることが可能。


たこ焼きのアレンジレシピや作り方のクイックガイドも入っています。


グリル鍋とiPhone 6を比べるとこれぐらいの大きさ。


中央の鉄のふたの下の部分は、鉄製の鍵盤が並んでいました。


グリルの電源と自動返し機能のスイッチは別々になっています。


まずはたこ焼きを焼き始める前に材料を準備。


たこ焼きをたくさん作るのでゆでだこを一匹買ってみました。


吸い付きそうなほど見事な吸盤です。


足を一本ずつ切り……


食べやすいな大きさにそろえてみました。


たこ焼きミックス・青のり・天かすなどをそろえるのはやや手間がかかるので、今回はたこ焼きミックス粉・紅しょうが・天かす・青のりがセットになったたこ焼こだわりセットを使用します。


たこ焼きの生地を作るべく、たこ焼きミックス・水510ml・卵2個を混ぜます。


たこ焼き工場トントンを使う際に、油を大さじ1~2杯入れておくとたこ焼きが返りやすくなるとのことで大さじ1杯油を加えました。


粉注ぎポットの中で直接混ぜるという方法もありましたが、ボウルで混ぜたものを粉注ぎポットに注ぎます。


一通り準備が完了し、後は焼くのみ。


まず、きちんと鉄板に鍵盤がきちんとセットされているかチェック。


きちんと鍵盤がはまっていることを確認できたら油を塗ります。説明書には中央の鍵盤部分にも油を塗るように書かれていました。


次に、プレートの電源を入れ、鉄板を温めるために「強」にセット。


メモリの下のオレンジ色のランプが消えたら、カットしたたこを穴に入れていきます。一般的なたこ焼き器の場合は先に生地を流し込んでからたこを入れますが、説明書に「たこが先」とあったので、その通りにしています。


全ての穴にたこを入れたら、たこ焼きの生地を穴に注いでゆきます。


この際、反時計回りにたこやきの生地を入れていくのがポイント。たこ焼き器の穴の中に線があるので、ぴったり量が入るように注ぐのがポイント。この量が多すぎても少なすぎてもしっかりたこ焼きがひっくり返りません。


全ての穴にたこやきの生地を注ぎ込んだら、1分~1分20秒加熱した後にモータースイッチを入れます。指示通りの時間でスイッチを入れると、しっかり固まっていないことが多いので、指定された時間より少し長く加熱したほうが良いかもしれません。


スイッチを入れるとこんな感じで、たこ焼きがくるくると回転を始めます。


たこ焼き工場トントンが回る様子は以下のムービーで確認できます。

たこ焼き工場トントンがたこ焼きをひっくり返す様子 - YouTube


中央の鉄製のフタからカチャカチャ音がなり、少々うるさいものの、きちんとたこ焼きが回転します。しかし、たこ焼きの生地の分量が多かったせいか、穴から液がはみ出してしまいました。


液がはみ出してしまったり、焼き加減がうまくいかないたこ焼きは返しピックを使い形を整えます。


最終的に焼き加減はこんな感じ。全て自動でたこやきを返してくれるわけではありませんが、この機能はかなり便利な機能と言えそう。


たこ焼き工場トントンのレシピでは、ねぎ・天かす・紅しょうがなどを入れないのですが、やはり薬味が入らないと物足りないので入れることに。


薬味を入れてもたこ焼きを作れることは作れますが、具材が焦げ付きやすくなります。


具材をいれる際に時間がかかると焦げ付いてしまうので、最初から薬味などは混ぜてスプーンで入れる方法をとるのが良さそう。


そんなこんなでたこ焼きが焼き上がりました。


うまくひっくり返らなかったたこ焼きには穴が開いてしまいました。


ノーマルなたこ焼きは意外にだしの味がしっかりしており、焼きムラもなく食感もいい感じ。説明書では薬味を入れないレシピが書かれていましたが、やはりねぎ・しょうが・天かすが入ったほうがたこ焼きらしい味に仕上がります。


ソース・マヨネーズ・青のりをかけて食べると、生地の味はやや薄まりますが「これぞたこ焼き」という味に。


せっかくたこ焼きを焼きまくったので、オタフクのたこ焼ソースバラエティセットで5種類のソースの味でたこ焼きを楽しんでみます。


たこ焼ソースバラエティセットは「だしと醤油のたこ焼きソース」「トマトバジルソース」「ポン酢風味ソース」「たこ焼き旨味醤油だれ」「ゆずこしょうだれ」が入っていました。


「だしと醤油のたこ焼きソース」はソースにしてはやや甘味は少なく、名前の通りしょうゆとかつお節の味が効いたすっきりした味わい。甘いソースが苦手な人に特にオススメです。


トマトとバジルを合わせたイタリアンテイストの「トマトバジルソース」は、トマトの味は強いものの、さほどバジルの味は強烈ではなく意外に食べやすい仕上がり。


「ポン酢風味ソース」はゆずの香りと酸味は感じられるものの、ソースの味が強め。この3種類はソースをベースにしながらうまく味がアレンジされている感じ。


「たこ焼き旨味醤油だれ」はソースではないのでサラサラしており、ソースのような旨味や甘味はなくしょうゆベースの味付け。生地自体の味を楽しみたい人にこのたれはオススメです。


「ゆずこしょうだれ」は辛味があるものの、そこまでゆずの香りは強くない印象で、紅しょうがを入れていると味をつぶし合ってしまう感じ。このたれを付けてたこ焼きを食べる場合は、紅しょうがを抜いてたこ焼きを作ったほうが良さそうです・


食べ終わった後は後片付けがあるのですが、鍵盤の中にたこ焼きの素が入ってしまうので片付けは苦労します。


たこ焼き工場トントンの価格は参考価格1万800円でAmazonでは税込み7400円。大人数でたこ焼きを焼く際にはやや不便なものの、2~3人でたこ焼きを食べる人には向いている機械と言えそうです。

Amazon.co.jp: MT.CEDAR 自動返し式たこ焼き器 たこ焼き工場トントン KS-2614: ホーム&キッチン

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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