600円でフルーツてんこもりのかき氷が食べられる「農家の店」に行ってきた

沖縄にはぜんざいという金時豆を使った伝統的なかき氷がありますが、夏であればトロピカルフルーツを使ったかき氷を扱うお店もあります。本部町にある「農家の店」は2014年7月現在食べログにも載っていないようなお店ながら、自社農園で作ったトロピカルフルーツをたっぷり使ったかき氷を低価格で販売しています。トロピカルフルーツを堪能するべくお店に行ってきました。
もとぶ町営市場 (machigwamotobu)さんはTwitterを使っています
https://twitter.com/machigwamotobu
住所は「沖縄県国頭郡本部町渡久地4」近くには新垣ぜんざい屋やきしもと食堂があります。
もとぶ町営市場に到着。

市場の前に農家の店の看板が出ています。

細い小道を入っていくとお店はすぐそこ。

店内はちょっと狭い感じ。近くに市場のお店共用の飲食スペースもあるので、そこで買った商品を食べることも可能 。

お店には農園で採れたマンゴーも置いてあります。

贈答品に使えるような大きくよく熟れたマンゴーが6玉で4000円。本土では国産のマンゴーは安いものでも1000円前後するのでかなりお値打ちと言えそう。

本土ではなかなか見ることがないミニマンゴーも売っています。

マンゴーはその場で切ってもらって食べることも可能です。

メニューはかき氷・スムージー・カットフルーツなど。

今回は自社農園で採れたフルーツてんこもりで税込600円のスペシャル(美ら海)を注文してみます。

待つこと5分ほどでスペシャル(美ら海)が到着。とても鮮やかな見た目で中央にココナツのアイスが載っています。

反対から見るとこんな感じ。

紫色のドラゴンフルーツ

国産のパイン

マンゴーは大きくカットされたものがタップリ。

パッションフルーツも載っています。

まずは溶けないうちにアイスから食べてみると、ココナツの味をしっかり感じる上質な作り。コッテリしすぎないので暑い日に食べてもよさそうです。

ドラゴンフルーツは爽やかな甘味と酸味を持ち、柿とキウイフルーツの中間ぐらいのシャリシャリとした食感。クセはそこまで強くありません。

パインは甘味が強く、程よい酸味がいい感じ。熟れているので食感はやや柔らかめでした。

マンゴーはスプーンに載りきらないほど大きく、ねっとりとした食感で強い甘味を感じます。アーウィン種ならではの濃厚さでした。

パッションフルーツは種がプチプチとした食感で、やや酸味が強いものの甘味があります。かき氷に載っている4種類のうち3種類は甘酸っぱいフルーツなのですが

大量のフルーツの下に埋もれているかき氷には、フルーツの甘味が付いており冷たくてグッド。

下の方にはドラゴンフルーツのシロップがかかっています。このシロップも甘味が強すぎず、素材の持つ酸味を生かした仕上がりになっていました。

暑くて湿度がやや高い陽気だったので最後にはかき氷が溶けてしまいましたが、シロップが溶けた汁からは様々なフルーツの味が感じられました。

農家の店は年中の営業ではなく、トロピカルフルーツが採れる期間のみの営業。リゾート地で食べると倍の値段くらいしてもおかしくないような品質と量なので、フルーツが好きな人なら行って間違いのない穴場の名店です。
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