60年以上の歴史を誇り「氷ぜんざい」のみで営業する老舗新垣ぜんざい屋に行ってきました
かき氷は夏であれば日本全国どこに行っても食べられる「風物詩」的存在ですが、沖縄には本州ではなかなか食べることができない「ぜんざい」というかき氷があります。本部町にある「新垣ぜんざい屋」は、近くのきしもと食堂と並び地元の人や観光客が多く訪れる1948年創業の老舗です。暑い陽気が続いているので、ぜんざいを食べて涼んできました。
場所は「沖縄県国頭郡本部町渡久地11-2」で、近くに沖縄そばを代表するお店きしもと食堂があります。
新垣ぜんざい屋に到着。
目と鼻の先に行列のできる沖縄そば店のきしもと食堂があり、きしもと食堂に行った後に新垣ぜんざい屋に行く人も多いようです。
営業時間は12時から18時までで、特にのれんなどはかかっていません。
お店の裏には薪があります。これでぜんざいに使う金時豆を炊いているようです。
砂糖は北部製糖株式会社の特製ザラメを使っています。
15時頃訪れると、店内は観光客や地元の人で賑わっていました。外国人のお客さんも来ているようです。
店内の天井は高めでした。
食券機で食券を購入します。
メニューは「氷ぜんざい(税込250円)」のみですが、1人前から20人前(税込5000円)まで頼めるようになっています。団体での入店も多いようです。
店員さんに食券を渡し、席でしばらく待ちます。
氷を削る機械は1台のみでした。
席に座るとすぐに「氷ぜんざい」が到着。メニューが1種類しかないので、食券を買った瞬間メニューを作り始めていたようです。
氷の上に金時豆をかけるのではなく、底に豆があるのも特徴の1つ。
氷から食べてみると、暑い陽気なので、氷がすぐ溶けてしまっておりふわふわの食感は楽しめないものの、口の中がたちまち冷たくなり爽快。
金時豆はクセが少ない仕上がりで、甘さも控えめ。裏ごしされていないので、豆の食感が残っており、かむと豆の味が口一杯に広がります。
金時豆の汁と氷を一緒に食べてももちろんグッド。豆の味がお汁粉に比べて強いので、氷で薄まっても豆の味が感じられるのもここの氷ぜんざいの特徴の1つ。
食べ進むうちに氷が溶けて、冷やし汁粉状態になります。
最後は完全に冷やし汁粉に。量がやや多いので、お腹を空けて行った方が良さそうです。
新垣ぜんざい屋の定休日は祝日以外の月曜日。きしもと食堂の定休日は水曜日なので、一度に一緒に行くなら水曜日に行くのも避けた方が良さそうです。
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