写真撮影の表現を大きく広げることが可能な7つのDIYテクニック

by Andrés Þór
いい写真を撮影するには高価なカメラを買ったり、構図を勉強したりする必要がありますが、家にあるものを使うだけでも工夫次第でいつもとはちょっと違う写真を撮影することは可能。YouTubeでは家にあるものを利用して簡単に写真撮影の表現を大きく広げる7つのテクニックが公開されており、一度見るとすぐにでもカメラを手に取って試したい気持ちになるムービーを見ることができます。
7 Simple Photography Hacks - YouTube
今回のテクニックはペンやビニール袋、アルミホイルなどを使って簡単に実践できるのが特徴。

ということで、撮影技法その1は、タイムラプス写真を撮影する方法です。

使用するカメラはGoPro。まずは回転型のキッチンタイマーにGoProのマウントを取り付けていきます。

マウントにGoPro本体を取り付けて……

野外に置き、一定間隔で撮影を行うようにセットします。

キッチンタイマーはゆっくりと回転していくので、撮影した写真でタイムラプス映像を作ることができるというわけです。

次はアートっぽいフィルターをかける方法。

まずはペンでビニール袋に色を塗っていきます。

ビニール袋を破って……

レンズにかぶせていきます。

輪ゴムでしっかり固定。

撮影してみると……

淡く色のついた雰囲気のある写真が完成しました。

次はワセリンを使ってちょっと変わった写真を撮っていきます。

まずは、カメラのレンズにレンズフィルターを取り付けます。

ワセリンを指に取りました。

ぬりぬり。

ちょっと不安になるくらい塗ったら準備完了です。

撮影すると……

不規則ににじみが生じたムーディーな写真ができあがりました。

続いてストロボ用ディフューザーを簡単に作ってしまう方法。

まずは長細いタッパーの底に、ストロボの直径に合わせた穴をあけていきます。ストロボの枠に沿って線を引き……

カッターで穴を開けます。

タッパーの中に半透明の紙を入れていきます。

さらにアルミホイルをイン。

ストロボにタッパーの底を固定して……

フタを閉めます。

カメラにディフューザーをセット。

通常のストロボで撮影した写真がこれ。

一方、ディフューザーを使ってストロボをたくとこうなります。

2つの画像を横に並べるとよく分かるのですが、ディフューザーを使った写真の方がコントラストが弱く、柔らかな影ができていました。

さらに、減光(ND)フィルターを作って長時間露光を行い写真を撮影する方法。

フィルターガラスに輪ゴムを取り付けて……

カメラのレンズに装着。

これだけで準備はOK。

シャッタースピードは15秒、F値は4.0、ISOは250に設定して長時間露光で写真を撮影します。

川の水の流れがにじんだ、不思議な写真が撮影されました。

今度は三脚がなくてもカメラをしっかり固定できる方法です。

まずはカメラに三脚マウントを取り付け。

三脚マウントの輪っかになっている部分に糸を通し……

糸の両端をしっかりと足で踏みます。

ぐっとカメラを引っ張れば、持ち運びに不便な三脚を使わずとも、カメラがしっかり固定されるというわけです。

シャープな写真が撮影できます。

最後は写真のボケをちょっと特殊なものにする方法。

まずは厚紙をレンズの直径と同じ大きさにカットします。

切り取った丸い紙の真ん中を、さらに三角に切り取っていきます。

こんな感じ。

カメラに厚紙を取り付けて……

撮影。

すると、ライトが三角形のボケになって不思議な効果が現れました。

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