レビュー

スマホからプレビュー&操作が可能、4K画質の映像も撮れる「GoPro HERO3」実機使用レビュー



ヘルメットやサーフボード、自転車やバイクのハンドルなどのあらゆる場所に取り付けが可能なアクションカムの人気機種「GoPro」の最新モデルが「GoPro HERO3」です。今回は、その中でもフルHDを超える4K画質で映像の撮影が可能なハイエンドモデル「GoPro HERO3 ブラックエディション(アドベンチャー)」を購入したので、実際に撮影を行ってその実力を確かめてみることにしました。

HERO3 Black Edition
http://jp.gopro.com/cameras/hd-hero3-black-edition


フォトレビュー

中に入っているカメラなどが見えるようになった透明なパッケージ。


内容物はカメラ本体の他に防水ハウジングケース、ステッカー、3方向ピボット、拡張バッテリー用ハウジングケース、カメラ用USB充電用ケーブル、リモコン充電ケーブル、取り扱い説明書、Wi-Fiリモコン、キー・リング、接着式マウント、取り扱い説明書などです。


本体サイズは縦40.5×横59×厚さ30mmで最大4K Cinema(15fps)の映像と1200万画素の写真撮影が可能。


面積はiPhone 5と比較すると半分以下です。


バッテリー込みの実測重量は約76g。


裏面。


標準バッテリーの容量は1050mAh。


上部にはシャッターボタンを備えています。


右側面にはWi-Fiのオン・オフボタンを搭載。


右側面にはHDMIポート、USBポート、microSDカードスロットがあります。


底面はこんな感じ。


水深60mでの使用も可能な専用のハウジングケースが付属。


ケースと本体を合わせた重量は約162g。


ケースにカメラを入れた際のサイズは縦66×横72×厚さ37mm。


裏面。


ケースの上からでもシャッターボタンなどの操作が可能。


側面。


付属のUSBケーブルを使用して充電が可能。


設定

アプリでカメラを操作するにはまずファームウェアのアップデートを行う必要があるので、GoProの「新製品設定/HERO3」のページにアクセスします。

Wi-Fiをオフにした状態でPCにカメラを接続し、「続ける」をクリック。


名前やメールアドレスなどの必要情報を記入したら「続ける」をクリック。


「自動検知を起動」をクリック。


「Continue」をクリック。


任意のカメラ名、パスワードなどを入力して「Submit」をクリック。なお、ここで入力したパスワードは後ほどWi-Fiでカメラとスマートフォンを接続する際に必要になるので必ず記録しておいてください。


「アップデートをダウンロードする」をクリック。


カメラとPCの接続を外し、カメラを再起動すれば自動でアップデートが完了します。


次にiPhoneアプリのインストールを行います。なお、今回の記事では省略していますが、Androidスマートフォンでも同じようなアプリを使用することが可能です。

AppStoreで「gopro」と検索すると出てくる「GoPro App」を選択して「無料」をタップ。


「Appをインストール」をタップ。


次はカメラとiPhoneをWi-Fiで接続するための設定を行います。

iPhoneと接続するには「設定」の「Wi-Fi」から「GoProHERO3」を選択。


ファームウェアアップデートの際に設定したパスワードを入力して「接続」をタップ。


こんな感じの表示になればOK。


ホーム画面から「GoProHERO3」のアイコンをタップしてアプリを起動。


「CONNECT+CONTROL」をタップ。


画面左側のプレビューを見つつ、カメラマークをタップすれば無線で「GoPro HERO3」の撮影のスタート・ストップなどの操作が行えます。


使ってみた

近所でネコにえさやりをしていたおばちゃんの脇から「WVGA(Wide-VGA、800×480)」画質で撮影してみた映像は以下で見られます。なお、撮影のスタート・ストップは全てiPhoneから無線接続で行っているため、警戒心の強い被写体でも割と近くから撮影することができます。

「GoPro HERO3」のWVGA画質(240fps)でネコを撮影してみた - YouTube


WVGA画質の240fpsで撮影した通過列車の映像をマイクロソフトが無料で提供している「ムービーメーカー」を使用して再生速度を1/4にしてみた映像を以下の通りです。

「GoPro HERO3」のWVGA画質(240fps)で列車を撮影、1/4倍速で再生してみた - YouTube


4KCinema画質(15fps)で夜景を撮影するとどうなるか、というのは以下の映像で見られます。なお、4K画質で再生を行うには埋め込み映像の再生時に表示されるメニュー内にある歯車アイコンをクリックして「オリジナル」を選択すればOKです。

「GoPro HERO3」の 4KCinema画質(15fps)で夜景を撮影してみた - YouTube


というわけで、アクセサリーなどを使用しない標準の状態でもiPhoneなどからプレビューを見つつ操作をすることができるようになり使い勝手が格段に向上している点が大きな魅力で、4Kサイズの映像が撮れる点も類似の製品にはない特徴です。なお、記事作成時点の公式サイトでの販売価格は3万9900円となっていました。

HERO3 Black Edition | GoPro

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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