メモ

顕微鏡のレンズをデジタルカメラに取り付けたらどのような写真が撮れるのか?


ある日、映像作家であるDaniel Schweinert氏がマクロレンズでの写真撮影を楽しんでいたところ、顕微鏡の対物レンズをデジタルカメラに取り付けたらどうなるのかふと気になったとのこと。そこでSchweinert氏は顕微鏡の対物レンズをデジタルカメラに取り付けて写真を撮影することに挑戦し、撮影までの一連の記録を自身のブログで紹介しています。

Microscope lenses on Pocket 6K – SCHWEINERT.COM
https://www.schweinert.com/microscope-lenses-on-pocket-6k/

Schweinert氏がデジタルカメラに対物レンズを取り付けるというアイデアをGoogleで検索したところ、他にも実践した人を見つけたとのこと。しかし、レンズの取り付けには特別なアダプターが必要で、そのアダプターは注文から到着まで4週間かかるということが判明します。

Schweinert氏は4週間も待ちたくないと考え、アダプターを3Dプリンターで自作することに。幸いにもSchweinert氏と同じような考えの人物がアダプターの3DCADデータを作成し公開しており、Schweinert氏は簡単にアダプターを作成できたとのこと。


Schweinert氏はアダプターを自身が所持していたカメラ「Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K」に取り付け、対物レンズをセットしました。


顕微鏡の対物レンズを取り付けたデジタルカメラで撮影したハエの正面画像は以下。ややグロテスクな画像のため、サムネイルにのみモザイクをかけており、画像をクリックすることでモザイクなしの画像が確認可能です。このまま撮影してもかなり精細な写真が撮影できるのですが、ただカメラにレンズを取り付けただけだと写真にケラレが発生してしまうとのこと。


Schweinert氏はケラレを除去するためにいくつかの接写リングを試してみたところ、160mmのサイズが最適であると判断します。この接写リングをカメラに取り付け、カメラにマクロフォーカシングレールを取り付けました。さらにこの撮影には強い光源が必要なため、Schweinert氏は被写体に照明を当てています。


また、震えによるモーションブラーを避けるためにシャッター速度を1/300まで下げ、ヘリコンフォーカスという焦点合成ソフトを使用して撮影した写真のデジタル処理を行いました。


カメラに8倍対物レンズと160mmの接写リングを付けて撮影したハエの画像は以下。


比較用に用意された、LAOWA製の25mmマクロレンズで撮影した写真が以下のようになっています。


また、同じく25mmマクロレンズで撮影したハエの全体像は以下。


8倍対物レンズと90mmの接写リングを付けて撮影した画像は以下。これにはケラレが発生してしまっています。

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in Posted by log1p_kr

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