吉田くんが「秘密結社鷹の爪」制作のDLEの東証マザーズ上場にツッコミを入れまくるムービー
「秘密結社鷹の爪」を制作しているDLEが3月26日、東証マザーズへの上場を果たしました。会社にとっての大きな一歩なので、DLEではユーザーを招待して東証の見学ツアーを実施し、さらにその様子に吉田くんたちがツッコミを入れていくムービーを早速制作し、公開しています。
「秘密結社鷹の爪」のDLEが東証マザーズに上場 - YouTube
東京証券取引所にやってきた鷹の爪団の面々。
吉田くんはなぜ来たのか事情を把握していない様子ですが……
これは吉田くんたちが出てくるコンテンツである「秘密結社鷹の爪」を制作しているDLEが東証マザーズに上場したため。「つまり、母親になるってことですか!」という吉田くんに総統は「詳しいことは省くけど、上場するというのは大変なことなんじゃ」とマジメに返しますが、吉田くんはさらに「母親になるのも大変なんですけど」と切り返します。
「鷹の爪団『東証に立つ!!』」
背景のクオリティが実写並になったかと思ったら、ここは珍しい実写パート。
「祝上場 株式会社ディー・エル・イー」
取引所に総統や吉田くん、レオナルド博士の姿があるという違和感。
吉田くんのお面を装備した人々も。
なぜこんな人たちがいるのかというと、DLEが「鷹の爪団と行く東京証券取引所ツアー」を実施したから。
みんなで「たーかーのーつーめー」
FROGMAN監督の姿に「なんすかあいつ、かっこつけて」と突っ込む吉田くん。慌てて「作者を怒らせると大変じゃ、ワシは2度死なされたぞ」と総統がフォロー。
DLE代表取締役社長の椎木隆太氏。
記念の盾・上場通知書・木槌を受け取ります。
「木槌?気に入らないマザーズを叩くんですか?」と吉田くん
実際には、叩くのは立会開始の鐘です。
監督を恐れない吉田くん、自分たちを作っている会社のことを「まさか、こんなFLASHアニメを作っている会社が上場するなんて信じられないよなー」と表現。
実際、2006年に「THE FROGMAN SHOW」がテレビに登場したときの扱いは「ただのコストの安い個人制作アニメ」「コストは安いが絵はちゃちい」という感じだったそうです。
しかし、かつては映像コンテンツといえばテレビや映画しかありませんでしたが……
ソーシャルメディアが発達した現在、重厚長大なコンテンツだけではなく、素早くお手軽で良質なものを安定的に供給する、というのも求められる姿の1つ。
DLEが標榜しているのは、まさにこの「ファストエンタテインメント」というところ。
映像・企画プロデュース・マーチャンダイジング・ゲーム制作・イベント・出版を串刺しにしてこなし……
企業や自治体とのコラボレーションを成功させてきました。
その実現は個人クリエイターが超人的な力を発揮したおかげ、ではなく……
経営・プロデュース・スタジオ・営業が一体となり、コンテンツを文字通り我が子のように育て上げる仕組みをDLEが持っているから。「これからのDLEに乞うご期待じゃな」と総統。
そこで、「とりあえず、4月4日に映画『鷹の爪7 女王陛下のジョブーブ』が無料公開されるので、みんな見て欲しいですねぇ」とうまく宣伝で落とした吉田くん。
2010年にNASAが「『宇宙生物学上の発見』に関する記者会見」を行ったときには、その内容が周囲が期待していたものとはちょっと違ったことから数時間後に会見をメッタ切りにするパロディムービーを作ったり、スタジオジブリの宮崎駿監督が実施した引退記者会見に乗っかってFROGMAN監督も会見を行ってみたりと、DLEは自らが標榜する“ファストエンタテインメント”を体現してきています。上場したDLEがこれからどんな活躍を見せるのか、吉田くんたちはどこまで進出していくのか、楽しみです。
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