試食

熱々の鍋で出される吉野家の「牛すき鍋膳」と「牛チゲ鍋膳」を食べてきた


吉野家で12月5日(木)から「牛すき鍋膳」と「牛チゲ鍋膳」という2つの新メニューが食べられるようになりました。価格は牛丼の2倍以上というかなり強気の税込580円。この価格にするからには牛丼とは別物になっているはずだと、期待を込めてお店に行って食べてきました。

(PDFファイル)吉野家の『牛すき鍋膳』『牛チゲ鍋膳』新登場のお知らせ
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1110739

吉野家に到着。


店頭には新商品2種類をアピールするバナーがかけられていました。このメニューは一部店舗限定で出されているもののようです。


店内には同じ内容のポスターが貼られており……


手元のシールでもゴリゴリとアピールしてきます。


注文してから5分ぐらいで完成。「牛すき鍋膳」はごはん・漬け物・生卵がセットになっていて、すき鍋はコンロで加熱されたアツアツの状態で出てきます。


コンロの土台はプラスチック製のようです。


固形燃料を使っていて、しばらくはアツアツの状態が保たれます。


牛肉は、牛丼の具よりも脂身が少なめのものが使われているとのこと。


具材は長ねぎや白菜……


豆腐・平打ち麺など。最初からうどん入りなので、すでにすき焼き終盤といった感じがします。


割下の味付けは牛丼よりもやや甘めで、砂糖やみりんの味が強い、まさに「すき鍋(すき焼き)」っぽい味。肉や野菜のうまみも溶け出して、混然一体となっています。


そのまますき鍋として、溶き卵をつけて食べるもよし。


甘く味のついた牛肉をごはんに載せて牛丼っぽく食べるもよし。牛丼で使われている脂身が苦手な人には、この赤身肉が特にオススメ。


平打ち麺はあまりコシはないものの、割下がしっかり染み込んでいます。


ねぎも煮込まれることにより甘さが引き出されており、割下とも好相性。


絹の豆腐も柔らかな食感がグッド。


「牛チゲ鍋膳」も「牛すき鍋膳」と同様に、コンロに載った状態で出てきます。ごま油の香りが鍋から漂っており、食欲をそそります。


「牛チゲ鍋膳」には生卵が付いていません。


「牛すき鍋膳」と同じく、10分ぐらいはアツアツの状態が続きます。


牛肉は唐辛子の入ったスープで煮込まれています。


具材は白菜・長ねぎのほか、牛すき鍋には入っていないたまねぎが入っています。


豆腐・平打ち麺は牛すき鍋膳と同じもの。


チゲのスープは真っ赤で唐辛子がたっぷり使われているように見えるのですが、牛肉を食べてみるとそれほど辛さはなく、辛いものが苦手でなければ気にならないぐらいの辛さです。


ガッツリ系の濃い味付けではないものの、ごはんがすすむ味です。


平打ち麺はキムチ味のうどんのような感覚で食べることができます。


長ねぎも唐辛子の辛味とネギの甘味の相性がグッド。


たまねぎにもチゲの味がしっかり染みこんでいて、スープと良く合っています。


豆腐もチゲ風のスープとの相性が良く、大豆の旨味と辛いスープが好相性。


牛丼が税込280円で食べられるお店にある税込580円のメニューだと考えるとかなり高く感じますが、すき焼きがメインの定食・御膳ものとして考えると、和食レストランなら1000円以上はするはずなので手頃感もあります。中身としては、ランチとしてよりも、夕食として食べるのに向いている感じがしました。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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