新橋にある「岡むら屋」の「肉めし」は、牛丼とはひと味違う独自の丼
新橋に「肉めし」という一風変わった丼があると聞き、早速、この新しい丼を堪能するため「岡むら屋」に行ってきました。
新橋「岡むら屋」トップページ こだわりの肉めし 490円!
http://www.arcdining.co.jp/okamuraya/index.html
岡むら屋は、JR新橋駅徒歩1分のニュー新橋ビル1Fの飲食街にありました。
新橋という土地柄のせいか、スーツ姿のサラリーマンで店内は満員。カウンターの他にもテーブル席がありますが、お一人様のサラリーマン同士で相席するのがごく普通のスタイルのようです。
メニューはこんな感じ。今回は、「肉めし」と「ねぎ玉肉めし」をチョイス。肉めしには味噌汁は付いていないようなので、こちらも注文しました。
壁には「大鍋でじっくり煮込んだとろ牛肉たっぷり。」の垂れ幕。
3分ほどで注文した品が運ばれてきました。左が「ねぎ玉肉めし」で590円(税込)、右が「肉めし」で490円(税込)。
みそ汁は50円。
さっそく肉めしからいただくことに。
肉めしは、じっくり煮込んだ牛肉に、大きな煮込み豆腐が載せられた丼です。
よく煮込まれた牛肉は、すじ肉ではなくバラ肉を使用。口に入れると、牛肉は舌の上で自然とほぐれます。
箸でつつくとすぐにほぐれるほど煮込まれた牛肉は、一般的な牛丼に比べると甘さを抑えた味付け。
煮込み豆腐を箸で持ち上げようとすると……
自重に耐えられず、割れてしまいますした。煮込み豆腐は箸で簡単に小さく切り分けられるほど柔らかい仕上がりです。
肉の塊をかき分けると、たっぷりつゆが染みこんだご飯が現れます。
食感にアクセントを与えるこんにゃくも、しっかり煮込まれています。
対して、玉ネギにはそれほどつゆは染みておらず、シャキシャキした食感を保っていました。
パクパク食べ進めると、テーブルの紅ショウガに目がついたので入れてみることに。
2つまみほど投入。
紅ショウガを入れると、味に変化がつけられ、さらに箸が進みます。
煮込み豆腐と玉ネギも意外に好相性。
続いて、「ねぎ玉肉めし」。肉や煮込み豆腐が隠れるくらい、たっぷりのねぎ。
生卵が付いており……
好みで黄身だけ取り出すこともOK。
今回は、黄身と白身の両方を投入することにしました。
箸でつつくと……
黄身が割れて、あっという間にねぎの中に吸い込まれていきました。
卵の染みたネギをかき分けると、中から肉やこんにゃくなどの具材が現れましたが、先ほどの肉めしに比べると、肉が少なめでした。
卵でコーティングされた肉は甘みがぐーんとアップ。
甘みを増したご飯に、ねぎのほんのり伝わる苦みが相性抜群。
ねぎの香りは食欲をかきたてます。
「肉めし」は、じっくり煮込まれたバラ肉が牛丼や焼き牛丼よりもはるかに柔らかい食感で、またツユが甘さ控えめなのも相まって、大手チェーンが展開している「牛丼」とは別物の丼になっていました。
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