取材

「神戸ルミナリエ」試験点灯を見てきました


神戸ルミナリエは1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から復興する神戸の「希望」の象徴として1995年12月より毎年行われているイルミネーションです。12月5日から行われる本番を前に試験点灯が行われましたのでその様子を見に行ってみました。

神戸ルミナリエ
http://www.kobe-luminarie.jp/

会場は旧外国人居留地及び東遊園地です。

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21時20分、東遊園地に到着すると電飾は真っ暗。


旧外国人居留地の通りはこの様も同じく電飾はまだ点灯していません。


試験点灯の日時は非公開となっていますが、開催日からある程度予想できます。会場入り口となる三井住友銀行前には一般の見物人が30人程集まっていました。


点灯5分前、たまたま通りがかったところ試験点灯があることを知り足を止めて待つ人もいます。


22時となり、報道陣が準備を整えたところで試験担当者から「1分前」との声。


神戸ルミナリエ2013 試験点灯 - YouTube


「3、2、1、点灯」と合図があり、「フロントーネ」と呼ばれる入り口の電飾にまず明かりがともりました。


続いて「ガレリア」と呼ばれる光の回廊を構成する電飾にも順番に明かりがともります。


全てのガレリアが点灯すると光の回廊ができあがりました。


この光のトンネルは正面から見るとつながって見えるように電飾の間隔が調整されています。


電飾は一部を除き、毎年デザインが変わります。こちらは2012年のデザインです。


2013年のガレリア。


2012年のガレリア。


本番と違って人がまばらなので、記念撮影も簡単に行えます。


10分程で旧外国人居留地の試験点灯は終了、東遊園地の試験点灯が続けて行われるので移動すると……


明かりが点灯、「スパッリエーラ」と呼ばれる光の壁掛けが現れました。


広場のスパッリエーラは王冠のような形で配置されており内側に入ると360度光に囲まれ幻想的な光景を見ることができます。


中央部には「カッサ・アルモニカ」と呼ばれる光の記念堂。


スパッリエーラから少し離れた小道にある「ソロピース」と呼ばれる単体のオブジェたち。


東遊園地北側にある単体のスパッリエーラ。


10分ほどで点灯は終了、試験点灯が無事終わりました。電飾は消えてしまいましたが、東遊園地内にある「希望の灯り」はともり続けます。


LEDのイルミネーションが多い中、電飾のほとんどが電球で構成されている神戸ルミナリエは光に暖かみを感じます。試験点灯は見物人も少なくじっくりと楽しめ10分間だけですがぜいたくな気分を味わうことができる貴重なイベントでした。なお、開催は12月5日~12月16日までとなっており、混雑が予想されますので平日など人が少なそうなタイミングを狙って行くことをお勧めします。

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in 取材,   アート,   ピックアップ, Posted by darkhorse_logmk

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