ハードウェア

360度のストリーミング映像をスマホやパソコンで見られるカメラ「Bublcam」


全方位に対応したカメラではすでに周囲360度のパノラマ写真を撮影できる「Girocam」などが販売されていますが、写真撮影だけでなく、360度の視野をフルHDで撮影でき、スマートフォンやタブレット、PCへストリーミング生中継できるカメラが「Bublcam」です。

Bublcam: 360º Camera Technology for Everyone by Bubl Technology Inc. — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/bublcam/bublcam-360o-camera-technology-for-everyone

スカイダイビングしている男性の頭に小さなボール形のデバイスが装着されています。


街中でも。


川辺でも。


これが「Bublcam」。大きさは野球ボールくらいです。


「Bublcamは、誰でも簡単に周囲の景色を360度共有できるカメラです」と話すCEOのショーン·ラムゼイさん。


4つの視点で360度撮影できるボール型カメラのBublcamは、このように家族の触れあいの場にちょこんと置いておけば……


離れた場所にいるおじいちゃんがタブレットで孫の成長具合を確認できます。


売りに出している家に向かう女性。


リビングのテーブルにBublcamを設置しました。


すると購入を検討する女性がパソコンを開くだけで……


現地まで赴かなくても、室内の様子を360度ビデオで確認したり、写真に収めておくことができます。


4面体デザインの特許出願中


1400万画素の写真撮影


15fpsでフルHD(1080p)ムービー、30fpsで720pの画質でMP4形式のムービー撮影が可能。


Wi-Fiを通じてストリーミング生中継できます。


USBストリーミングも対応。


microSDスロット搭載。


ドローンに取り付ければ空からの視点を体感でき……


水族館に持って行けば360度全ての方向にいる魚や景色を撮影することも可能


子どもでも持てるコンパクトなサイズなので持ち運びも簡単です。


また、野外フェスティバルでBublcamを設置すれば、パソコンやスマートフォンからストリーミングにより臨場感のある映像を楽しめます。


スカイダイビング中の撮影はこんな感じ。


スペックは以下のようになっており、重量は280g、写真撮影は3840p×3840p、SDカードのストレージは32GBまで対応、出力はUSB2.0、Wi-Fi 802.11n、OS X、Windows 7、8、iOS、Androidに対応しています。


Bublcamは、記事執筆時点で目標出資額である10万カナダドル(約957万円)を大幅に上回る、24万406カナダドル(約2300万円)の出資を集めており、製品化は確実。499カナダドル(約4万8000円)の出資をすると、先着250組限定でBublcamの白か黒を1つと、ミニ三脚1つ、カメラポーチ、レンズクロス、Bublcam-Tシャツのセットをゲット可能。


なお、カナダ国外への発送は、別途30カナダドル(約2900円)必要で、発送は2014年の5月を予定しており、締め切りは日本時間で2013年12月14日の20時37分までとなっています。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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