メモ

圧倒的クオリティのライトペインティングが簡単に作れる「pixelstick(ピクセルスティック)」


カメラのシャッタースピードを非常に遅く(もしくは解放)した状態で明かりを動かして軌跡を描くライト・ペインティングを実際に作ってみて大変さを実感した人もいると思いますが、そんなライト・ペインティングをカンタンに、しかもハイクオリティに作成するためのツール「pixelstick」が開発されています。

pixelstick - Light painting evolved. by Bitbanger Labs — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/bitbangerlabs/pixelstick-light-painting-evolved

pixelstickの具体的な使い方は以下のムービーで確認可能。


薄明るい道路に立つ二人。なにやら棒のようなものを手にしています。


手に持ったスイッチを押すと……


棒がいろんな色やパターンで光りだしました。これがpixelstickです。


pixelstickを使ってライト・ペインティングを作ると、このように虹が流れたり……


光の帯が地表をウネウネしたりするムービーを作ることができます。


アイディア次第で、いろんなムービーや画像を作ることが可能です。


光の帯が街中を駆け回ります。


pixelstickの最大の特徴は、パソコンで取り込んだ画像を映し出せることです。このように、空間に顔を描いたり……


スプレーアートと思っていたものが実は……


pixelstickを使ったライト・ペインティングだったりします。


これまで、ライトペン片手に空中の見えないキャンパスに字を書くのは大変でした。


仕上がりもあまり迫力がありません。


しかし、pixelstickを使うと、異次元のライト・ペインティングが可能になります。


pixelstickの仕組みはこんな感じ。まず、Photoshopなどの画像編集ソフトで、素材となる画像を作成します。このとき、画像の高さはpixelstickの画素数と同じ198ピクセルにするのがポイント。画像の幅は無制限だそうです。


画像が完成したら、SDカードを使ってpixelstickに読み込ませて……


pixelstickを手に持って横に動かすと、空間に絵を描くことができてしまいます。左がオリジナル画像、右がpixelstickで空間に描いた画像です。


こんな機能をもつpixelstickは、アルミ製フレームの中に198個のフルカラーLEDをギッシリ詰め込み、乳白色のフロストカバーを載せた構造になっています。


こちらがコントローラー。Arduinoが組み込まれたシステムになっており、すべてのLED電球を個別にコントロールしています。データはSDカードから読み込むように設計されています。


アルミ製フレームにはハンドルがセットされます。ハンドルは二重構造になっているので、本体を回転させることも可能です。


コントローラーは、このような感じでハンドルにセットされます。


電源には、単三電池を8本使用。リチャージ可能なエネループにも対応しており、1セットの電池で一晩中使うことができたとのこと。


セットの内容はこんな感じ。キャリーバッグが同梱されます。


このpixelstickはクラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募っていますが、募集開始からわずか10日間で希望額の11万ドル(約1080万円)を大きく上回る35万ドル(約3440万円)の出資が集まっています。300ドル(約2万9500円)の出資でpixelstickをゲットすることが可能です。出荷時期は2014年4月ごろの予定となっており、アメリカ以外の国への発送には60ドル(約5900円)の送料が必要です。

なお、締め切りは日本時間の12月14日(土)午前1時40分となっています。

pixelstick - Light painting evolved. by Bitbanger Labs — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/bitbangerlabs/pixelstick-light-painting-evolved


・つづき
巨大なライトペインティングが簡単に作れる「Pixelstick(ピクセルスティック)」を使ってみた - GIGAZINE

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in メモ,   ネットサービス,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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