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GoogleがChromeのWindows XP向けサポートを延長すると発表

By Isriya Paireepairit

サポート終了まで残り1年を切ったWindows XPですが、GoogleがChromeのXP向けアップデートとセキュリティパッチの提供を2015年4月まで定期的に行っていくことを発表しました。

Google Chrome Blog: Extending Chrome support for XP users until April 2015
http://chrome.blogspot.jp/2013/10/extending-chrome-support-for-xp-users.html


公式のサポートが2014年4月に終了するWindows XPですが、Microsoftの発表ではWindows XPの市場シェアは21%まで低下中となっており、いつまでもXPを使わず次のWindows7/8に乗り換えて欲しいMicrosoftにとってはある意味順調ともいえる傾向。しかし、IT関連の市場調査を行うNet Applicationsによると、現在もパソコン向けOSのシェアではWindows XPが30%以上を占めており、世界で2番目に多く使われているOSであるという調査結果が出ています。


Windows XPの公式サポートが終了する2014年4月9日以降になれば、アプリケーションのXP向けアップデートやセキュリティパッチを受けることはできなくなる可能性大と考えられます。そして、最新のアップデートがされていないウェブブラウザを使用すれば、マルウェアに感染したりフィッシング攻撃を受けたりする可能性も増えるということで、いまだに多くのユーザーが存在するXPユーザー向けに、Google Chromeではアップデートとセキュリティパッチの提供を2015年4月まで定期的に行っていくことに決定したようです。

世界中にまだまだたくさん存在するWindows XPユーザーたちは、公式サポート終了から1年間はChromeのサポートが受けられることになりましたが、1年後にはどれくらいの数のユーザーがXPに居残ることになるのでしょうか……。

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in ソフトウェア, Posted by logu_ii

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