まるで本物のような立体感でポテチの袋を描いていくムービー

路上に描かれた立体的なトリックアートのような、平面に立体感を持たせて描くことで本物のように見せる絵の描き方がありますが、そんなリアルな作品をどのように描いているのかがわかるムービーを、イラストレーターのMarcello BarenghiさんがYouTubeで公開しています。
How I draw an empty potato chips bag - YouTube
何も描かれていない真っ白な紙。

鉛筆でラフに何か描いていきます。

その上から筆で色が塗られていきます。

下絵はなしでダイレクトに色塗り。

光沢をつけていきます。

制作にはマジック・色鉛筆・絵筆などさまざまな画材を使用しています。

ポテトチップス内側のアルミ素材に着手。

上から色を重ね塗りしつつ、影を入れたりと手が込んでいます。

左上部分はかなりリアルな見た目に。

マジックで塗っていきます。

このあたりまで来ると、紙に描かれているのではなく本物の空き袋が置かれているような感覚すらします。

ポップなフォントの文字も定規などは使用せずにペンのみで描いています。

下の色だけ塗られているエリアに色鉛筆で手を加えていくと……

くしゃっとしたポテトチップスの袋の質感を見事に再現。

黒いペンで影入れを始めました。

筆と合わせながら全体的にも影を入れ込んでいきます。

サインをいれて完成。このまま袋をつかめば持ち上げられそうなくらいリアルな立体感を持つ絵となっています。

なお、作者であるイタリア人のイラストレーターMarcello Barenghiさんのウェブサイトでは、ほかにもいろいろな作品を鑑賞することができたり、使用している画材を公開しているため、絵を描く人は見てみると参考になるかもしれません。
Marcello Barenghi

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