子どもたちが描いた絵を現実世界で再現したアート
子どもの目に見えている世界と大人の目に見えている世界は別物なのか、子どもの描く絵はときどき大人にはわからない不思議な雰囲気を持ったものになることがあります。しかし、これを「子どもの描く絵だから」と言わず、その想像力や創造性で何が描かれたのかを理解すべく現実世界に再現したアートが登場しました。
「ゲルニカ」「アビニヨンの娘たち」などの作品で知られる画家パブロ・ピカソは晩年「やっと子どもらしい絵が描けるようになった」と言ったそうですが、芸術の根源は子ども達の描くような絵にこそあるのかもしれません。
どのようなアートになったのか、詳細は以下から。
What Children Actually Draw? - Dumage
これらは、韓国のアーティストYeondoo Jungさんが子どもたちの絵画を集めて作ったもの。合計1000名以上から絵を集めて、その中から特にコレだというものを選び出し、現実世界で再現したそうです。
童話の「王子様とお姫様」みたいなイメージの絵。
再現したもの。着飾った二人と周りの雰囲気にギャップがあります。
とてもカラフルな中に寝転がる二人。
おもちゃか寝具の広告になりそうな一枚。
ピンク色の豪華なベッドを描いたようです。
イメージ通りのものが再現されています。
ウサギがいっぱいいるみたい。
手前の男性の切ない表情は、元の絵の表情を見事に再現しています。
二人のお姫様といった感じ。
右側の女性が青髪+金髪なのがちょっと気になります。絵だとあまり気にならないのですが……。
大勢の人がいる中を歩いてくるイメージ。
どうやら結婚式だったようです。それにしても、なぜ中央は二人とも男性なのでしょうか。そして中央にいる全裸の幼児はいったい……。
月の出た星空の下にいる女性。
ファンタジーな一枚になりました。
空飛ぶおじさん。
ほうきが前後逆のような気もしますが、子どものイラストを尊重。
部屋の中を描いたイラストでしょうか。
椅子が微妙に浮いていたりして、なんだかサルバドール・ダリの世界みたいです。
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in アート, Posted by logc_nt
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