自分のアイディアをアプリ化するために必要な予算を自動計算してくれる「How Much Does It Cost To Make An App?」
by Tax Credits
「アプリを使用するデバイスは何か」「どんなインターフェースにするか」「アプリ内で支払いは行われるか」などの簡単な質問から自分が作りたいアプリにかかる予算を算出し、さらに、開発をスムーズに行うためにアプリ開発に携わるプロフェッショナルな人々の紹介までしてくれるのがが「How Much Does It Cost To Make An App?」です。
How Much Does It Cost To Make An App?
http://howmuchtomakeanapp.com/
ということで、カメラアプリを作ることを想定して、早速質問に答えていきます。まずは画面真ん中にある「GET STARTED」をクリック。
するとアプリを現実のものとするための質問が開始されます。第一の質問は「どのタイプのアプリを作りたいですか?」というもので、選択肢はiPhone、iPad、iOSユニバーサル、Androidの4つ。
Android用アプリは機種数の多さによる断片化のため開発が難しいので、今回はiPhoneをチョイス。
続いての質問は「インターフェースはどんなものがいいか?」というもので、選択肢はデフォルト、全く新しいもの、既存のデザインをカスタムしたもの、未定の4つ。
全く新しいデザインをカスタムしていくことにします。
ここまで選んだ時点で価格が算出されました。現時点でアプリ開発にかかる価格は1万2000ドル(約120万円)で、次の質問は「ログインシステムを必要としますか?」というもの。
SNSやメールでログインする形式を選択。
すると価格は1万5000ドル(約150万円)に。続いての質問は「あなたのアプリはアプリ内で支払いが行われますか?」
新しいアプリを作るためにはまず最小限のコストで実際に動くプロトタイプを作る必要があるので、まずは無料で作ることにします。
無料を選択した場合の価格は1万5000ドル(約150万円)のまま。次は「アプリをデバイスのデータと同期する必要がありますか?」と聞かれます。
カメラアプリを作る場合、デバイス内のアルバムと同期する必要があるので、「Yes」をクリック。
「あなたのユーザーは評価やレビューを行いますか?」
未定を選択。
この時点で2万5500ドル(約255万円)。だんだん費用がかさんできました。続いての質問は「あなたのユーザーは自身のプロフィールを持ちますか?」
こちらも未定。
「アプリはウェブサイトとの統合を必要としますか?」
「Yes」を選択。
「アイコンのカスタムを必要としますか?」
「Yes」をクリック。
そして最後の質問は「あなたのプロジェクトの状態は?」で、アイデア・スケッチ・開発段階・プロトタイプ作成中の4つの選択肢から選ぶようになっています。
スケッチを選択しました。
ということで、いくつかの質問を経て算出されたアプリ開発の予算は全部で3万500ドル(約305万円)。なお、この予算は大体の目安とのこと。
開発者やデザイナーなどを探してアプリを開発するにはプロジェクトの概要をooomfに送る必要があります。ということで「SUBMIT YOUR PROJECT」をクリック。
以下のようなフォームが出現。
「自分のアプリに新しい機能を追加する」「自分のアプリに小さな調整を加える」「まったく新しいアプリ」などから自分のアイデアの種類を選択します。
名前とメールアドレスを入力して「GO」をクリック。
開発者・デザイナー・コピーライターなど必要な人材や、必要なアプリのページ数などを選択。予算やプロジェクトの概要などは、さきほどの質問で答えたものがあらかじめ入力されています。
選択が完了したら「FINISH SUBMISSION」をクリック。
こんな感じで、マイページが作られます。
登録したメールアドレスを確認すると、アカウントのリンクとパスワードが記載されているメールが届いていました。これでいつでも自分のプロジェクトにログインすることが可能というわけです。
この時点でooomfからの承認を待っている状態。48時間以内にooomfから自分のアプリ開発にぴったりなプロフェッショナルを紹介してくれる連絡が来て、プロジェクトが本格的にスタートしていくというわけです。
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