試食

ロイヤルホストの社長が現地まで食材を探しに行った「イタリア料理フェア」は本場の味を目指した本格的な味わい


ロイヤルホストと言えば、ファミリーレストランながらホテルで食べられるような本格的な朝食、素材までこだわった本格的な料理を提供していますが、9月18日(水)からロイヤルホストの社長・社員が現地まで食材を探しに行き、本場の味を提供する「イタリア料理フェア」が開催されます。なかなかすごそうな感じがしたので一部のメニューを一足早く味わうべく、試食会に参加してきました。

〔PDF〕イタリアの生産者を訪ねて厳選した食材を選べる定食すたいるで「第7回イタリア料理フェア」開催
http://www.royalhost.jp/information/pdf/info_130910.pdf

試食会の行われるロイヤルホスト難波御堂筋に到着。となりは同じくロイヤルグループのてんや。


イタリア料理フェアの際にテーブルに敷かれる紙のレストランの写真は、食材探しの出張の際に社員さんが撮った1枚とのこと。


社長・社員がイタリアで見つけてきたプラネタ社のオリーブオイルやシチリアワイン、ナポリ郊外のラ・バロニア社の水牛のモッツァレラ、カルリーノ社のアンチョビ、ヴェリーニ社のパスタなどこだわり抜いた食材が使用されています。


試食会ではシチリア産のワインも振る舞われましたが、仕事中なので我慢。


まずは水牛のフルサイズの「モッツァレラチーズ(税込1365円)」が登場。塩コショウも素材に自信があるのであえてかけていないという作り。


モッツァレラチーズはオリーブオイルをかけた状態でまるまる1個提供されるので大きめ。カットされたミニトマトと比べるとどれだけ大きいか分かります。


切って取り分けて食べます。鮮度を保つため毎週イタリアから空輸されており、並々ならぬこだわりが感じられます。


一口サイズにしてお皿に取り分けるとこんな感じ。緑のバジル・ミニトマトの赤が並びトリコロールのようになって非常に鮮やか


上質で濃厚なモッツァレラ・バジルの香り・ミニトマト・オリーブオイルの組み合わせが絶妙。特に鮮度がじかに味へ反映してしまうモッツアレラとオリーブオイルの味・香りが別次元。


前菜が盛り合わせになった「イタリアよくばりプレート(税込682円)」はイタリアの代表的な3種類の家庭料理。


一番左のカポナータはトマトでナスなどの野菜を煮込んだイタリアの家庭料理。


トマトの爽やかな酸味が野菜にマッチ。オリーブオイルも多めに入っているように感じられましたが、動物性の油と違ってもたれるようなことがなく、香りと植物性のコクがカポナータの味を引き立てます。


クスクスのサラダは小麦粉で作られたクスクスを魚介のスープ・塩コショウで味付け、レンズ豆などを混ぜた一品。発祥は北アフリカや中東にかけての地域と言われていますが、イタリアでも広く食べられているそうです。


小麦の独特のふんわりした食感、ニンジン・ズッキーニ・レンズ豆が入り前菜や軽食スタイルのデリにちょうどいい感じ。魚介の旨味が感じられるので、肉は入っていませんが十分な感じです


一番右の3品目の前菜ズッキーニのフリッタータキッシュに似た卵料理となっており、要するにイタリア式のオムレツ。


卵の中にたまねぎ・ズッキーニが入ったクセの無く食べやすい一品。ふわふわの食感もグッド。


前菜2品目の「魚介のミネストラとパン・ド・ピッコロ」はセットメニューのイタリア定食のパスタセレクト肉料理セレクトを頼んだ際に前菜メニューの次に出されます。


パン・ド・ピッコロはフランスパンのような外はサクサクで中はもっちりしたタイプのパン。イタリアではパンにオリーブオイルを付ける食べ方がメジャー。実際にパンにオリーブオイルを付けて食べてみると、オリーブオイルの香り・芳醇な味がダイレクトに楽しめることがわかります。


ミネストラは白身魚・貝の旨味がつまったスープでマカロニのようなショートパスタが入っています。量は決して多くはありませんが、魚介の旨味が濃厚なのでちょうど良い量です。


スープとして飲むだけでなく、パンに付けて食べても相性はグッド。


オリーブオイルが余ってしまうので、ミネストラに入れて楽しむのもアリ。オリーブオイルの植物性のコクと香りが加わり、味の変化が楽しめます。


サルティンボッカポークと生ハムをセージの香りで(税込1134円)」は豚肉に生ハムが張り付いており、牛のダシ・レモンや白ワインの酸味が爽やかなソースとセージがまぶされ複雑な味がしそうな料理。


表面はセージがたっぷり入ったソースがかかっています。


切った断面は上が生ハム・下が豚肉で同じ原料が使われながら違う調理が施されています。


レモンや白ワインの酸味が効いたソースに、牛肉に加えてさらに生ハムの熟成した味などが感じられる重層的な味。ガッツリごはんで食べる豚肉というよりは、コース料理などで食べるような上品な味付けになっています。


お肉を食べていて口がこってりしてしまったら、紫キャベツを食べるのがオススメ。


カチョペペローマの名物パスタ(税込924円)」はパルミジャーノ・レッジャーノ、クリーム、ガーリック、塩コショウで味付けされたシンプルな一品。


麺は特製の穴あき太麺ブカティーニが使われており、チーズとクリームの濃厚なソースによく絡むとのこと。


パスタの上にはチーズと粗挽きのコショウが確認できます。


チーズ・クリーム・塩コショウにガーリックというシンプルな味付けながら、チーズの味が濃厚で奥深い味なので、パンチェッタなどを入れる必要性を感じません。濃厚なパスタに合うと言われているブカティーニの相性も抜群で、穴の中までソースが染みこみ、濃厚なソースをしっかり受け止めています。


最後にデザートの「ハーフティラミスクラシコ・ハーフティラミスストロベリー(各税込399円)」が登場。


ハーフティラミスクラシコはこだわりのマスカルポーネを使い、現地に近い味を再現するためにフィンガービスケットの「サヴォイアルディ」が入っています。


マスカルポーネの濃厚さ・ココアの苦味や微かな酸味・お酒の味がする上質で大人の味わい。サヴォイアルディはサクサクとした食感でなく、しっとりとした食感がします。


ハーフティラミスストロベリーはフレッシュな苺とストロベリーソースが使われおり、見た目も華やか。


チョコレートの苦味や酸味でなく、苺の味がメインで、マスカルポーネの酸味・コクが混ざり合い、そこにチョコレートの入った層が苦味を与えています。どちらもマスカルポーネが濃厚ですが、香り・色などがとても食欲をそそるので、別腹で入ります。


普段見慣れないイタリア料理が食べられる、かなり本格的なフェアメニューになっています。なお、イタリア料理フェアは9月18日(水)のスタートですが、すでにロイヤルホストの全国の一部店舗では9月4日から先行販売も行われているので近くに先行販売を行っている店舗がある人は、一足早くお店で食べてみるのもいいかもしれません。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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