焼きそばではなくそば粉を麺に練り込んだ「ペヤング 和風焼き蕎麦」試食レビュー

ペヤングのブランドで知られるまるか食品が、麺に蕎麦粉を練り込んだ、醤油ベースの新しいやきそば「和風焼き蕎麦」を発売しました。焼きそばというと中華麺を使用してソース味か塩味にしているものがほとんどですが、「和風焼き蕎麦」は従来見かけないような珍しい組み合わせなので、買ってきて食べてみました。
製品詳細|まるか食品株式会社
http://www.peyoung.co.jp/item/product/35
濃紺のパッケージには「和風焼き蕎麦」と書かれています。

ソースではなく蕎麦粉を使った和風のしょうゆ味。

原材料名、ペヤングのやきそばだとウスターソースが入っているのですが、この和風焼き蕎麦には入っていません。

カロリーは510kcalで通常のペヤングソースやきそばとほとんど変わりません。

フタをあけると油で揚げた麺の香りがします。後のせかやくとつゆが入っています。

麺は蕎麦の色をしていて、黒っぽい粒が確認できます。

お湯を入れて3分間待機。

つゆと……

後のせかやくを入れて完成。

かやくにはえび粉入りあげ玉、乾燥ネギが入っています。

混ぜるとこんな感じ。

食べてみます。和風のしょうゆダレ、あげ玉、ネギが入っているので、一言で表現すると「汁なしのたぬきそば」。わさびや七味が入っていても合いそうです。日本蕎麦の味がベースになりながら、蕎麦粉の入った麺が揚げられており、あげ玉も入っているので、ちょっと油分が足されガッツリ食べ応えのある蕎麦になっています。塩分もそこまで濃くはありません。

あげ玉が風味とコクを与えています。乾燥ねぎは後のせなので元には戻らずパサパサと乾燥気味。

2012年ごろから、つけ麺の麺に日本蕎麦を使用した「がっつり系の日本蕎麦」が出てきていますが、「ペヤング 和風焼き蕎麦」はそこまでガッツリではないもののイメージ的には近い存在で、とうとうインスタント食品にも新しい日本蕎麦の波がやってきたのかもしれません。がっつり系日本蕎麦なるものの存在を知らないという人、知ってはいるけれど食べるのには二の足を踏んでいるという人は、この「和風焼き蕎麦」で感じを掴んでみるといいかも。
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in 試食, Posted by darkhorse_log
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