ハードウェア

4人の女子学生がおしっこを燃料にした発電機を開発

By KLMircea

人間のおしっこ(尿)を分解して電気を生み出すという発電機を、ナイジェリアの女子学生4人が作り出しました。1リットルの尿があれば6時間分の電気が得られるとのこと。

A Urine Powered Generator : Maker Faire Africa
http://makerfaireafrica.com/2012/11/06/a-urine-powered-generator/

この発電機を作ったのはナイジェリアのラゴスに住むDuro-Aina Adebolaさん(14)、Akindele Abiolaさん(14)、Faleke Oluwatoyinさん(14)、Bello Eniolaさん(15)の4人。コミュニティのエネルギー問題の解決策として代替エネルギーが何かないかと探した結果、人間からある程度の量を確実に得ることができる尿に着目したそうです。

By whiteafrican

仕組みとしては、まず尿を電解層に入れて水素を分離し、ウォーターフィルター経由でボンベへと抽出します。続いて、ホウ砂水溶液の入ったシリンダへ送られて過剰な水分を除去。こうしてできた純粋な水素が発電機で用いられます。


「電解層」とある通り、この発電機は最初の段階で電気が必要になるため、完全にスタンドアローンで動かすということはできません。


人間は1日約2リットルほどのおしっこをすると言われているので、この発電機を動かせるだけの電気を確保できているなら、補助の発電機としてはアリなのかもしれません。

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in ハードウェア, Posted by logc_nt

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