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スニーカーで靴ヒモを結ぶ手間を省くちょっとした工夫「Lace Anchors 2.0」


靴ヒモは歩いているうちに結び目がほどけてしまうことがありますが、その都度結びなおすのは面倒であり、またスポーツの最中にヒモがほどけて試合結果を左右してしまうこともあります。そんなことが起こらないようにヒモ靴からヒモを結ぶ手間を省けるアイテムが「Lace Anchors 2.0」です。2つの穴と1つのスロットがあいたシンプルな商品なのですが、靴の裏地にヒモをしっかりと固定し、まるでスリッポンのようにヒモ靴を履くことが可能になります。

Lace Anchors 2.0: A simple design for simple people. by Charles Harris — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/914635363/lace-anchors-20-a-simple-design-for-simple-people

実際にLace Anchors 2.0を使用している様子などは以下のムービーから見ることができます。


Lace Anchorsはこんな感じで靴ヒモからヒモを結ぶ手間を取り除くアイテム。


大きさは縦の長さが1.68cm、幅が1.04cm、薄さが1.27mmで、指先でつまめるほどのミニサイズ。


Lace Anchorsを靴ヒモを通す穴に取り付けると、結ばなくてもヒモをしっかり靴に固定することが可能です。


使い方は簡単。まず靴ヒモを穴に通します。この時、ヒモが靴の外側に出てしまわないように注意が必要。


Lace Anchorsの真ん中の穴にヒモを通し、しっかり靴の裏地にくっつけたら、今度はヒモを上の穴に通します。


そして下部のスロットに折り返した靴ヒモを通し、余ったヒモをハサミでカットすれば終了。


すると、こんな感じで靴の裏地にしっかりと靴ヒモが固定されます。


スニーカーがあっという間にスリッポンのスタイルに変化。ヒモを結ぶ手間はなく、靴を履く人の足にフィットするようになりました。


余った靴ヒモはゴミ箱へ。


Lace Anchorsは靴ヒモの種類を選ばず、細いものや太いもの、ナイロン製やコットン製など、どんなものでも使用できます。なお、靴の種類も大半は問題ないのですが、編み上げ式のブーツのトップ部分などでは上手く使えないこともあるそうです。


約20kgの重さにも耐えられ、ちょっとした弾みで取れてしまう、ということはまずありません。


どの穴にも設置することができるため、靴ヒモを結ぶ場合と異なり、いろんなスタイルが楽しめます。


同じスニーカーでも靴ヒモで他人と差がつけられます。


自分だけのオリジナルの編み方を生み出してもよさそうです。


子ども用の靴にも使用できるので、ヒモを上手く結べない子どもでも難なくスニーカーが履けるようになります。


上記の写真からは上手く機能するように見えますが、実際使ってみた時に不都合はないのか?ということで、Lace Anchorsを使用しているスポーツ選手を撮ったムービーもあります。まずはライダーのBrendan Howeyさん。

Brendan Howey rides for Lace Anchors on Vimeo


スケートボードを乗りこなすJason Parkさんは「履き心地もよく、靴を履いたり脱いだりも簡単に行える」とコメントしています。

Jason Park Lace Anchors Promo on Vimeo


なお、Lace Anchorsは現在商品化のための出資を募っている最中であり、10ドル(約930円)の出資で3つセットが、17ドル(約1600円)の出資で6つセットがゲット可能。資金集めがうまくいけば2013年の3月末から発送を開始する予定で、日本からの注文でも送料は無料です。


締切は日本時間で2013年3月25日13時です。

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in 動画,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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