1129(いい肉)円のロッテリア贅沢フィレステーキバーガー＆贅沢海老バーガーを食べ比べてみた

一年をしめくくる年末シーズン間近のいい肉（1129）の日にあたる11月29日から販売されるロッテリアの「贅沢フィレステーキバーガー（トリュフソース仕立て）」＆「贅沢海老バーガー」。昨年のいい肉の日のメニューは松阪牛と近江牛を使ったものでしたが、今回は高級部位であるフィレ肉とロッテリアお得意のエビを使った内容とのことで、早速食べに行ってみることにしました。

～ロッテリアから、2012年がんばった人への"ご褒美"バーガー 新作登場！～『贅沢フィレステーキバーガー（トリュフソース仕立て）』と『贅沢海老バーガー』いい肉（1129）の日の2012年11月29日（木）より全国発売！
http://lotteria.jp/news_release/2012/news11280001.html

本日から発売となる贅沢フィレステーキバーガーを店員の方が宣伝されていました。

何とも豪華な雰囲気。

同時に発売される贅沢海老バーガーもポスターが展示。

早速注文。

贅沢フィレステーキバーガーの値段は11月29日(いい肉)にちなんでか、1129円。昨年の1800円する松阪牛ハンバーグステーキバーガーほどではありませんが、手軽に購入できる値段ではありません。それだけに期待が高まります。

ドキドキしながら開封してみるとこんな感じ。レタスの下の灰色の物体は果たして……

中にはたっぷりのレタス。ソースには、世界三大珍味のひとつである黒トリュフのみじん切り、白トリュフオイル、さらにポルチーニフレーバーを加えたトリュフソースと、こちらも「贅沢」な内容になっています。

その下にあるのがフィレステーキ……のはずですが、黒はんぺんと見まがうほどの色、形っぷりです。料理は見た目も重要なポイントでありますが、灰白色というのは肉のイメージから離れているため、もうちょっと何とかしてもらいたいところ。

反対側にもトリュフソースはかけられています。

レタスで高さがあるように見えますが、ボリューム感は小さめ。

食べてみると、肉には臭みが無く柔らかい風味が感じられる上品な味。ソースの風味も良く肉の味とうまく調和していて、肉単体で食べると良い感じなのですが、ガッツリとした味わいのある肉ではないために、バーガーとして食べるにはちょっとパンチが足りないかなという気がします。また、レタスが多いのはうれしいのですが、肉に比べるとかなり多いので、せっかくの上品な肉の風味が弱く感じられてしまうのは残念かも。

こちらは贅沢海老バーガー(税込580円)。

中にはレタス、そして、その上にはオマールエビのエキスにトマトペーストやクリームなどを加えたアメリケーヌソースがたっぷりとかけられています。エビを揚げたときのような香ばしい匂いが、ソースからもしっかりと感じられ、期待がふくらみます。

一見普通のフライにしか見えませんが、現在ロッテリアで販売しているエビの中でも最大サイズとなる大エビ2尾、小エビ1尾が入っているという、「贅沢」なパティ。

反対側にはマヨソースが少し風味付け程度に添えられています。

手に持つとこんな感じで、重量感は贅沢フィレステーキバーガーより上。

食べてみると、エビが大量に入っているだけあって、エビのプリプリ食感がよく楽しめます。エビが丸ごと入っているのですが、エビの臭みなども感じることなく、食べやすい感じ。ソースは魚介のまろやかな風味がきいていて、パティとの相性はもちろんですが、バンズやレタスにもよく合っています。

どこを食べてもエビの食感があるので、ロッテリアのエビバーガー好きなら試してみる価値がありそう。ただ、580円は定食が食べられるほどの値段なので、「せめてワンコインで……」とも思うのですが、たまの「贅沢」ということでちょっとリッチな味を楽しみたいときには良さそうです。

フィレステーキの味は確かにレギュラーメニューの味と比べると特別な感じがするのですが、やはりちょっと見た目がいただけません。一方、贅沢海老バーガーは値段も手が出せないほどではなく、ロッテリアらしくエビの魅力がよく出ていて、たまの贅沢にはちょうど良い感じがしました。