試食

具材たっぷりの新感覚の焼肉のたれ、エバラ「具だくさん 中辛・辛口・ねぎ塩」はまさに具と一緒に肉を食べている感覚


エバラは「焼肉のたれ」シリーズや「黄金の味」シリーズに代表されるように、1958年の設立以来、肉に合うたれにこだわり、商品を世に送り出し続けている企業です。

そのエバラから発売されている「具だくさん焼肉のたれ」シリーズは、これまでの液状のたれとは違って玉ねぎなどの具材の食感を生かした、たれというよりはむしろこれ自体が具のような新感覚の商品。このシリーズの3品をゲットすることができたので、新感覚のたれがどれほど肉にマッチするのかを確かめるべく、いろんな肉の上に乗せて味わってみました。


エバラから、具材たっぷりの「具だくさん 焼肉のたれ」が登場。使い方はとってもかんたん。焼いたお肉にのせて食べるだけ!

味は「中辛」「辛口」「ねぎ塩」の3種で、いずれも内容量は130gで税込368円です。


中身を開けて並べてみました。玉ねぎなどの具材がたっぷりで、たれというよりエスビー食品の「ぶっかけ!おかずラー油」のように、おかずの一品のようです。


「中辛」はエバラの「黄金の味」が味のベースになっています。原材料はりんご、玉ねぎ、オニオンソテー、白ごま、ローストガーリック、にんにくなど。「黄金の味」がそのまま固形化されたような見た目で、玉ねぎやごまがみっちりとつまっています。匂いも「黄金の味」そのもので、肉とのマッチは間違いなしと確信でき、もはや安心するレベル。


こちらは「辛口」。「中辛」と同じく「黄金の味」がベースです。原材料はりんご、玉ねぎ、コチュジャン、白ごま、味噌、豆板醤、蜂蜜、唐辛子など。「中辛」に比べると、赤みのある色です。香りにはコチュジャンの色が濃く出ていて、辛みのあるツーンとくる刺激的な匂い。


「ねぎ塩」の原材料は、水あめ、玉ねぎ、長ねぎ、白ごま、りんご、レモン果汁、にんにく、ポークエキス、胡椒、唐辛子など。これまでの2品とは見た目が大きく変化し、塩ダレっぽくなっています。匂いは、豚塩カルビの豊かな香りをギュッと凝縮した感じ。


今回は3種類の肉を用意しました。赤身の多いバラ肉、脂の多いバラ肉、豚トロです。


こちらは、赤身の多いバラ肉です。焼けた肉の香ばしい匂いが漂ってきて、もう既にたまりません……。


まずは「中辛」から。たれをかけるというよりは、ミソを塗っているよう。赤身の歯応えある食感とたまねぎのシャキシャキとした食感が相まってグッド。「黄金の味」が強く染みこんだざく切りの玉ねぎを肉に乗せて食べているような感じで、酸味の効いた味とごまの風味が肉によく合います。


お次は「辛口」。コチュジャンや唐辛子が入ってはいますが、香りは強いけれど辛さは抑えめで、後味に少しツーンと辛さがこみ上げてくる程度。辛さを期待している人にとってはちょっと期待外れかも知れませんが、コチュジャンの香りと「黄金の味」の濃い味でグイグイ肉をかきこんでいけます。


「ねぎ塩」です。サッパリとした味であるぶん、上記の2品ほどの肉をかきこみたくなるような中毒性は低めですが、酸味とガーリックの風味がよく出ており肉臭さをしっかりと消しています。濃い味に飽き「味に変化が欲しいな」と思ったときに使うと効果は絶大。


こちらは、脂の多いバラ肉。


「中辛」からいただきます。熱々の肉から染み出す大量の脂にも、全然味が負けていません。「黄金の味」は肉の味に左右されないブレの無い味を堪能できるのが特徴ですが、その遺伝子をしっかりと受け継いでいることが確認できました。


「辛口」です。やはりこちらも強いたれの味で一気に肉をかきこめます。肉の食感とたまねぎの「シャキシャキ」という小気味の良い食感が心地よく、ついついたれを上塗り。


上記2品よりも肉の味の違いがわかりやすく、肉との相性をじっくり感じながら食べることができます。


そして次は趣向を変えて豚トロにチャレンジ。


「中辛」を乗せてみました。豚トロはうま味を含んだ脂が特徴ですが、これが濃い味のたれとケンカすることなくうまく混ざりあっています。牛肉だけで無く豚肉にもしっかりと調和させてくるあたり、たれとしての完成度の高さが感じられました。


「辛口」です。こちらもよく肉にマッチしているのですが、肉の臭みが少し残るのでコチュジャンや唐辛子の辛さがもう少し強いとより合う気がします。


「あぁ、もうこれがベストな組み合わせで間違いない」と食べた瞬間に感じるほど豚トロと一番マッチしたのが、こちらの「ねぎ塩」。ねぎやガーリックの風味が肉の臭みをしっかりと消してくれ、なおかつ塩ダレでうま味を倍加させており、この「ねぎ塩」の良さがすべて引き出されているような味わい。


液状のたれには肉の隅々まで味が染みこむ利点がありますが、「具だくさん」シリーズの利点は、たれ自体が食感を持つためおかずと一緒に肉を食べているときのような感覚を味わうことができる点です。固形なために凝縮された、たれの味がもろに感じられ、同じ味ばかり食べていると単調に感じてしまいますが、味は3種類あるので、食べ比べながら楽しむのがベストな使い方です。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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