アワビ大盤振る舞い、美波町(旧由岐町)の「鮑(あわび)の市」に行ってきた
贅沢にアワビをサンドした「美波バーガー」が売られていたイベント「鮑(あわび)の市」が、6月12日(日)に徳島県海部郡美波町で開催されました。
名前の通り、あわび汁が振る舞われたり、あわびのつかみ取りがあったり、とにかくあわびが大盤振る舞いされるイベントらしいということで、ちょっと遠い場所ながらも急いで行ってきました。
最初はただの産地直売会みたいな感じかと思っていたのですが、その実、なかなか魅力的なイベントでした。
由岐町商工会ホームページ
平成22年度 「鮑の市」 開催
場所はこのあたり。
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美波町役場由岐支所。美波町は2006年3月31日に海部郡由岐町と海部郡日和佐町が合併して誕生した町で、このイベントは旧由岐町の商工会が主催しているものです。ちなみに、2009年9月~2010年3月に放送された連続テレビ小説「ウェルかめ」の舞台がまさにこの美波町でした。
けっこう地元としては大きなイベントなのか、案内の看板も出されていました。
朝から準備のために人が集まっています。あいにくの雨模様ですが、お客さんは集まるのでしょうか。
9時ちょっと前ぐらいにはこれぐらいの人だかりができていました。このテントでは海産物や野菜の販売が行われています。
会場全体図はこんな感じ。
こちらのテントは……
アワビ入りの「美波バーガー」を売っていたテント。
「アワビ飯」も500円で売られていました。
さっそく買ってみました。賞味期限は当日夕方までなのでもうその場で食べてしまいます。
アワビは細切れではなく、結構大きな固まりでゴロゴロと入っています。
アワビの旨みがしみ出していて、かなりアリ。
この行列は9時から行われるあわび汁無料配布の行列。ちなみに、先着50杯だそうで、すでにそれを軽くオーバーしている気がします。
このアワビは大きめで、1つ1500円。
こちらは岩ガキ、1個350円。
トコブシは元気に容器を這い上がってきていました。新鮮そのものです。
生だこ
奉仕品のさばは200円。このほかに1尾100円~300円で売られていました。
買った新鮮な海産物をその場で料理してもらうことが可能、この調理サービスは100円。
これは自衛隊地域事務所の掲示板。
「今どきの萌える就職先」ということで、猛烈にアピールしています。
このポスターを手がけたのは、徳島にスタジオを置くアニメ制作会社のユーフォーテーブル。とても意外な組み合わせです。
これほど新鮮なものをまさか見るだけではもったいない、ということで買って帰ってきました。このアワビは2つで2000円、現地で刺身にしてもらったので調理代100円が加わり、2100円です。
鮑の市で売られていた中では決して大振りな方ではありませんが、普通にこうやって刺身を食べる機会はなかなかありません。
こりこりとした食感、旨みのつまった身、もう何も言うことはありません。急いでいないのであれば、現地で刺身にしてその場で食べてしまうのが一番でしょう。
ワタの部分も一切の苦みがありません。ここまで食べられるのは新鮮なものだからこそですね。
こちらはサバ、1尾200円のものを3尾買ってきました。
さっそく焼きサバに。塩やしょう油をちょっとだけつけて食べるとご飯がモリモリ進みます。
サバは結構クセのある魚で苦手とする人も多いと思いますが、なかなかアリです。
残りはサバの味噌煮に。しっかり骨まで柔らかく煮込んで、これもまたご飯がすすむ一品になりました。
・続き
少年少女がアワビ相手に大奮闘の「アワビのつかみ取り」
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